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「まことの花」を目指すこと

コミュ障だっていいじゃない!いずみです。

『風姿花伝』を読みました。

伝統芸能の「能」の大成者、世阿弥が亡き父の観阿弥の遺訓を基に書いた
日本最古の能楽理論書。

まさみ仲間の人が何回か紹介されていた一冊。
ずっと気になりつつも手を出しておらずいまなら読めるかなと
ポチったのですが…難しい!w
現代語訳とはいってもわたしにとっては難しかった…なんとか読み終えて。


何度も出てくるワード「花」
注釈には「花」とは、この能楽理論書の中核である概念で能に宿る命であり面白さ、珍しさのひとつである。
と書いてありました。

能のことしか書かれていませんでしたがわたしは
人にはみんな生まれ持った花があること。
それを咲かし続けるのも枯らすのも、自分次第なのだと感じました。

7歳の頃のありのままの自然な姿は花の原型で、つぼみになって花が咲いて、最後には散る。年を重ねてもなお美しいものが残るなら、それは"まことの花"。若さゆえの花は時分の花であること。"まことの花"になるには時分の花が咲いているときに慢心せず、おごらず、初心を忘れずに努力をすることで近づく。

「まことの花」を追求することが輝き続けられるのだと感じました。

いやー難しくって難しくって。なんとなーくしか理解できなくて。
能のことだけでなく、人間の本質だったり、日本人の美が書かれていると思いました。
細かく人生のヒントが書かれていると感じたのでまた読んでいきたいなと思いました!

みんなで咲かそう、「まことの花」!!!


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