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読書感想【感謝脳】

 この本は、樺沢先生の51冊目の著書になります。
樺沢先生の講演会(アーカイブ)に申しこんで、発売前に手に入れました。
今回の本は、感謝研究家で樺沢先生の友人の「田代政貴」という人との共著になります。
「感謝が大事」、だということは知ってはいましたが、樺沢先生はエビデンスを挙げて感謝の効用を説明してくださり、田代さんは感謝について深掘りしてくれました。

 印象に残った3つの事の感想を書きます。

・田代さんの体験した「生まれ代わりの儀式」


 序章で田代さんの体験した古修験道の「生まれ代わりの儀式」について書かれていたました。
詳しい内容は伏せておられますが、かなり大変な修行だったことはわかりました。
私だったらすべてやり遂げられるかどうか・・・。
その修行を得て、当たり前の日常に感謝や様々なことに感謝することができた、とのことです。
普段、当たり前だと思っていることに感謝すること、これが大事なことなのですね。
水や空気や親しい人など、あって当たり前だと思っているから感謝することもなかったです。
その姿勢を改めて、当たり前のことに感謝をしていきたいと思いました。

・感謝のすごい効用


 樺沢先生が感謝の効用をエビデンスを挙げていろいろと教えてくださりました。
感謝をすると、健康やメンタル疾患によく、学力も上がる、さらには仕事でも成果がでる。
まさに感謝はいいことづくめです。
さらに、感謝によって、セロトニン・オキシトシン・ドーパミンの3大幸福物質が全て分泌されるようにもなるそう。
私は健康になりたいし、メンタル疾患も抱えているので積極的に感謝をしようと思います。
感謝ができないクレクレ星人などには間違ってもなりたくないなあ、と思いました。

・「感謝脳」は人生を変える


 さらに感謝は人生を変える。
意識しなくても自然と感謝する「感謝脳」を手に入れて、自分の内面が変われば外界が変わる。
感謝をしていると、人から「ありがとう」と言われたりするようになる。
人は感謝してくれた相手のことを大切にしたいと思うようになるそう。
「ありがとう」が連鎖していき、人々がやさしくなり、やがては世界が平和になっていく・・・と思います。

 そして、「成功したかったらまず人を成功させる」に一文にハッとさせられました。
夢や目標を達成するには人の協力が不可欠、よって自分のことばかり考えている人は応援もされないし、長続きしない、と樺沢先生は言っていました。
私は成功したい、と思っていますが、その考えには思い至りませんでした。
自分のことばかり考えていたように思います。
これからは、自分のことばかり考えずに、他人のことも考え周りに感謝をしたいと思いました。


 この本を読んで、今までは「感謝は大事なんだな」、と漠然と思っていたことが、「これからは意識せずに感謝できる「感謝脳」を手に入れよう」と思うようになりました。
感謝で人生が、未来が変わる! 感謝することはいいことづくめです。
この本を読んでnoteに「感謝日記」を書き始めました。
でも、樺沢先生はノートに自筆で書くことと言っておられたので、自筆でノートにも感謝日記を書きたいと思います。

 樺沢先生、田代さん、すごくいい本をありがとうございました!

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諸葛鳳雛@真の歴史探偵
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