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読書感想【うまくいく人が仕事以外でやっていること99】

ステファノス・クセナキス:著

 この本は、「19歳までに手に入れる7つの武器」の特典映像で樺沢先生が「本の読み方講座」で教材として使っていた本でした。
タイトルに惹かれて読んでみようと思い、図書館にあったので、借りてきました。

 人生がうまくいくエピソードや言葉が99の章に分けられています。
著者がギリシャの人なので、ギリシャの話もでてきますね。
本のカバーもギリシャの国旗柄になっています。

 99のエピソードのうち、印象に残った3つを取り上げます。
どれもこれも、印象に残る話ばかりで、選ぶのに苦労しました。

・「本を読むと心が大きくなる」

 私は、本好きで読書をするのですが、最近時間が取れなくてあまり本を読んでいませんでした。
ですので、時間を作って本をたくさん読もうと思いました。
「本を一冊読み終えるたび、読む前とは別人になっている」という言葉はその通りだな、と思いました。
本を読めば、何かを学ぶことができて、成長する。
いいことづくめですね。
「読めるのに読まないのは、読み書きができないのと同じことだ」と著者はキツいことも言っています。
そういう人がなんと多いことか。

・「エネルギーをイライラに使わない」

 私は、あまりイライラするタチではないのですが、それでもときどきイラッとくるときがあります。
著者は、自分でコントロールできることにエネルギーを注ぐべきだ、と言っています。
エネルギーを使いどころを誤ればすべてを失う、とも。
怒ってばかりいると、健康によくなくて早死にする、とも聞きます。
私も、コントロールできないものにイライラのエネルギーを注がないよう努力したいと思います。
何事にも動じないで達観できたらいいな。

・「わかちあうと幸せになる」

 「富とは所有することじゃない。与えることだ」と著者は言っています。
今まで、私は所有することばかり一所懸命になってきた気がします。
与えること、それが大事なことなんですね。
聖書にも「与えよ、されば与えられん」という言葉がありますね。
すぐには無理かもしれませんが、私もなるべく富を人をわかちあえるようになりたいと思いました。
「死の床で、考えるのは、いくら稼いだかじゃない。どれだけ愛し、愛されたか。意味があるのは、それだけだ」
すごい格言ですね・・・。そうですね、いくら稼いでもみんなに愛されなければ意味がありません。
みんなとわかちあって、愛されるのが幸せなんですね。

 ステファノスさんの99のエピソードはどれも心に響くいいものばかりでした。
自分もこうなりたい、こうしようと思えるものばかりでしたね。
読んでよかったと心から思いました。
素敵な本をありがとうございました!

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