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濃縮果汁のような2時間!
いよいよ、当日になりました。
濃縮果汁、5倍薄めても、
美味しい位に
濃厚な時間でした。
脱線しますが、
濃厚ってなかなか使うのには
躊躇することばでした。
色っぽいでしょ。
セクシーでしょ。
1年前から変わった!
濃厚接触って
ニュースに出るくらい。
頻繁に使われて
ことばが立ち位置変えた、
って感じです。
脱線、終わり。
濃厚な2時間、は
朝、
10時スタート。
流動食の食事が終わり、
服を着替え
いざ、
出陣!
”立ってー。"
と,優しく声かけて、
"足の裏に力、入れて~"
あらら、
なかなか、まっすぐ立てない。
困った。
もう、
おんぶしかない。
父親(彼自身の父親)に
おんぶしてもらい、
車に乗せた。
クリニックに
予め、車椅子を用意してもらうため、
電話。
話し中。
もう一度、
話し中。
最後にもう1回。
あー、通じない。
もう、と、
いやいや、
電話が通じないのは
何か意味あるかも。
気を取り直して
出発。
わざわざ、
車椅子で
大袈裟にしなくても
いいな。
って、
車中で決まった。
電話、通じなくて、
よかったんだ~💚
クリニック入り口に到着。
とりあえず、
また、
おんぶして、
待合に
入った。
こちらのクリニックは
〇〇さん、
と、
ドクター、自らが呼ぶようになっている。
今まで行ったほとんどの病院
内科、
皮膚科、
総合病院では
有り得ない。
ドクターが、
オープンしたドアから
出てきて、
〇〇さん、
と、
息子を見た瞬間、
ドキッと目を見開いた。
つづく