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処世術・非常事態条項は危険!
私は学校で昭和の歴史を習いませんでした。
最近の学校ではどうか分かりませんが、昭和の歴史に関する私の知識は、
本を読んで得たものです。
そして、今日の記事は、私が本で得た知識をもとに書いています。
さて、その昭和ですが、20世紀に存在した邪悪な人物と言えば、
誰と誰を思い浮かべますか?
人によって思い浮かべる人は違うかもしてませんが、
多分、ヒトラーは誰でも思い浮かべると思います。
実は、私は若いころ、何故ヒトラーがドイツを自由に操ることが出来たのか、不思議に思いました。
第一次大戦で負けたドイツの経済状況は最悪で、賠償金も過酷だったようです。こういうことがヒトラー台頭の背景だったということは理解出来ました。しかし、ドイツ国民が正気なら、ヒトラーが権力を握って、
すべてを自由勝手に出来るはずはないと思いました。
そして、その理由を知りたくて、折に触れて、それに関連する本を読みました。何冊か本を読んでいるうちに、当時のドイツの憲法(ワイマール憲法)には、致命的な欠陥があったということを知りました。
私は学者ではないし、若いころに読んだ本から得た知識なので、
うろ覚えの部分もあります。
なので、詳細には語れませんが、ワイマール憲法の欠陥は非常大権が認められていたことだと思います。
それは平たく言えば、大統領が非常大権を認めれば、
内閣が何でもやりたいように出来てしまうという憲法だったと思います。
出来たばかりのナチスは、決して大きな政党ではなかった。
徐々に大きくなったとはいえ、議席数は議会の過半数を占めてはいなかったんです。彼らの議席数は、最大でも1/3程度だったと記憶しています。
それでも第一党にはなれたので、後は大統領に非常大権を認めさせれば良い。
当時の大統領はヒンデンブルグ。
第一次大戦の生き残りの軍人で元帥だったと思います。
国民的な人気は高かったんでしょう。
詳しくは覚えていませんが、ヒトラーはヒンデンブルグに非常大権を認めさせたんです。
つまり、ヒトラーは全て合法的に進めていって、権力を得たんです。
更にヒンデンブルグは高齢で、間もなく亡くなり、ヒトラーが後継者になってしまったと記憶しています。
ヒンデンブルグは高齢で判断力も怪しかったと、個人的には思いますが、
ヒトラーにとっては、このことも幸運だったと思う。
こういう運にも助けられてヒトラーが非常大権を得てしまった・・・
・・・これが若いころに読んだ本で得た私の個人的な結論です。
私は研究者ではないので、これ以上詳しいことは分かりません。
しかし、非常事態条項はこのドイツの非常大権に似ているような気がする。これは大問題じゃありませんか!
日本の憲法はアメリカ製です。
だから、こんな憲法は変えなければいけない。
そもそも、何十年もほったらかしてきたことがおかしい。
しかし、新しい憲法に、非常事態条項をいれるのは危険だと思う。
今のように無責任な政治家にそんな権利を与えたら、
ヒトラー全盛時代の非常大権と同じことになりかねない。
今の自民党は、左翼グローバル政治家の集まりだと思う。
彼らの言いなりになったら、日本はどうなるか?
いわゆるコロナワクチンでたくさんの被害者が出ているけれど、
これを打てと言ったのは自民党の政治家です。
しかも、役所は情報を隠そうとしている。
もし憲法が非常事態条項を認めることになったとして、
ワクチン接種を強制されたらどうなるか?
ワクチンを打たない人は外出禁止とか言われたら餓死してしまう。
自分や家族や子孫の生命や将来がかかっているのに、
いまの政治家や官僚に任せるわけにはいきません。
だから、「ちょっと待て」と言いたいんです。