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私が買い物に失敗する一番の理由?

以前、こんな記事を書いた。

買い物はやっぱり悩む。今も現在進行形で悩んでいる。
こんな記事を書いたのにもかかわらず、めちゃくちゃ迷っている。人間、そう簡単には変われない。

あー!これ欲しい!
と思っても、購入ボタンを押すことができない。
カートの中の合計金額を見て、何か削れるものはないか入念にチェックする。
その操作をしているときに売り切れていることも……
もはや早い者勝ちがここまで向いていない人もいないんじゃないかと思える優柔不断さ。

自分を鼓舞するために(?)書いた記事はあまり意味を成さず、毎日のように新しいものをチェックしては欲しい欲しい…と怪物のように唸っている私。
どうしたらいいのか。ちょっと考えてみよう。

今、対処法として挙げられるのはこれぐらい。

①商品をチェックするのをやめる
第一歩目はやっぱりこれ。見ないに限る。
暇な時間が多いほど、スマホに手を伸ばす確率も上がるんだから、そりゃ欲しいものを見つけてしまう確率も上がるだろう。
働いている時が一番物欲がなかったのが今になって理解できるようになった。だってスマホ触らないんだもん。

②とりあえず買ってしまう
これはもう見つけてしまったときの対処法。
悩んでる時間が勿体無いと割り切り、とりあえず手元に届けてしまう作戦。飽きたらその時ということで。

③欲しいものに関する情報から逃げる
①とはちょっと違うけど、これも一つの手。欲しいものを見つけてしまったときの半ば無理やりな対処法。精神的にはちょっとダメージが大きいけど、これぐらいしないと物欲は抑えられない。
私だけなのかもしれないけど、一度欲しいものを見つけると、意地のように情報を掻き集めて〈欲しいもの〉を買う理由を探しに行ってしまう癖がある。いわゆる固執。これがなきゃダメなんだ、これがあると人生楽しいんだ、みたいな思い込みを激しくしてしまう。悪い癖。

実はこの〈これがあると人生楽しいんだ〉という部分。
前の記事の最後の方に書いた内容とほとんど被っているという事実…。
つまり、自分で書いておきながら矛盾しているんだな。

自分が幸せになるものを買うことで幸せになれることは理解できたのだけれど、今度は欲しいもののために幸せになれることを思い込もうとしているという厄介な自分が出てきてしまっている。

これが今の私の課題。
本当に欲しいのかどうかが自分でわからなくなってしまっている状態。

前回の記事では、私が自分の買い物に自信を持てなくなった理由として、親から自身の選択を否定された過去を挙げた。
ただこの過去は、別にもう縛られなくてもいいことでもある。

私の場合は実家暮らしをしていることもあり、確かに買ってしまうことで何かネチネチ言われる可能性がある。
だが、そうはいっても、私はもう何を言われようが自分で対処できる年齢だし、今購入する物は全て自分のお金で買ったものだ。今、悩んでいることも全て人の意見だと割り切ってしまえば、別にもう困ることは無い。

だから、ここまで買い物がスムーズにできない理由ってもう一つしかないんじゃないかなと思う。

それは、自分を一番信じていないのは、自分自身であるということ。

何か良いものを見つけるたび、どうせ飽きるから買わない方がいいよ、お金の無駄だよ、と私の中の悪魔が囁いてくる。
確かに私は飽き性だし、ケチだし、お金を無駄にしたことは何回もある。
だから、この囁きも正論のように聞こえてしまう。

けど、これってなんか結構可哀想な気もする。自分が欲しい、素敵、可愛いと言っているのに、別の自分が全否定している。
しかも私はこれを無意識的に、毎日のように繰り返している。

気づきを得たことは進歩だけど、ここからどうやって行動に移していくのかが課題だと思う。
やっぱり今でも、自分を思い込ませて買ってみて、後悔するっていうことが何度もあるせいで、自分を信じてあげられない部分がある。経験ではなく、手元に残るものを買う時だと更にそれを感じやすい。
見るたびに買った後悔を思い出してしまう、といったように。

となると、後悔自体を減らそうとするのではなく、後悔したときにどう捉えるかが肝となってくるのかもしれない。

その時の幸せのために買ってしまうか?
一時的でも幸せな気持ちになれたら良いのか?

試行錯誤しながらでも、買い物上手になりたい。
今後の私の目標。

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栖山 依夜
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