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大人になると、歌詞が刺さるようになった曲。
百聞は一見にしかず。(この場合は逆か?)
まずはこの曲を聴いてもらいたい。
そして歌詞に注目してほしい。
多分、ほとんどの人が一度は耳にしたことがある歌だと思う。
リリース当時、生まれていなかった私ですらフルで歌えるのだから、きっと「誰でも知っている名曲」という立ち位置に違いない。
昨日、テレビで槇原敬之という名前を見て、この歌が無性に聴きたくなった。
夕食を食べながら聴いていると、なぜかいつもの3倍くらい歌詞が耳に残った。
どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言えるきもち 抱きしめてたい
どんなときも どんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること 僕は知ってるから
危うく、ご飯を食べながら泣いてしまうヤバい人になりかけるところだった。
まさに、どんなときも泣ける。早ければイントロでもう泣ける。
何十回も聴いた曲、こんなに深いこと言ってたの?となぜか焦っている自分がいる。
完全に私の理解不足だった。私の精神的成長がついにマッキーに追いついたということだろうか。
昔から歌詞には人よりも注目している方だったが、この曲は聞き馴染みがありすぎて盲点だったのかもしれない。
小学生くらいの時にHungry SpiderとSPYがお気に入りだった私(多分これは歌詞理解してないね)、今になって、マッキーの凄さを知る。
ブログをしていると、ほとんど1人作業だからか、人と比べたり、現状にモヤモヤしたりと精神状態が危うくなる時がある。
そんな時に聴きたい歌詞だと思った。
寧ろ、今、そういう生活になったことで余計に刺さるようになったのかもしれない。
もしも他の誰かを 知らずに傷つけても
絶対ゆずれない 夢が僕にはあるよ
“昔は良かったね”と いつも口にしながら
生きて行くのは 本当に嫌だから
消えたいくらい辛い気持ち
抱えていても
鏡の前笑ってみる
まだ平気みたいだよ
明るい曲調に引っ張られてしまいがちだけど、めちゃくちゃメンタルに来る歌詞だと思う。
全員を傷つけずに生きることなんてできないし、勝ち負けがあるものなら、絶対に誰かを踏み台にしないといけない。これは結構大事な考え方だと思った。全員に好かれるなんて無理だしね。
そして、昔の栄光ばっかりひけらかすような人間にはなりたくないという気持ち。
ここは、いつの時代も思うことは一緒なんだなぁと、ちょっと安心してしまった。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」って部分は確か、そういう研究が心理学的に証明されていたような気がする。
とにかく、共感となるほどが詰まってる。
恐るべし、どんなときも。
ちなみにもっと肯定されたい気分のとき、私は世界に一つだけの花も続けて聴いちゃう。
なんならカバー曲のファイト!も聴いちゃう。
銀の龍の背に乗っても聴いちゃう。
もう全部聴いちゃう。
特に中島みゆきさんの曲との相性が良いのか、原曲の良さを崩さずに、優しい声と語りかけるような口調のマッキーらしさがプラスされて、めちゃくちゃ好き。これぞ贅沢号泣コンボ。
もっと泣きたいときはニコニコ動画のアンパンマンと合わせたバージョンも観ちゃう。(ピッチ変更動画なので、念の為URLは貼りませんが、よければぜひ!)
音楽って偉大だなぁ…
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