熱中症対策の1つ　ツボ

皆様毎日暑いですね。

私の時代の夏は暑い日でも、30度くらいが平均でしたが、最近は35度に近い気温が当たり前になってくるのでしょうね。
でも負けてられないので、もし初期の熱中症になってしまったらの対処法です。
ご参考になれば幸いです。

基本的なこと

最近は調べればすぐ熱中症について色々出てくるので、ここでは割愛しますが、基本的な事は熱中症にかかってしまったら、経口補水液等で水分補給して、涼しい部屋で休むですね。
ただ、その休んでる間に、少しでも苦しみから早く脱するためにやれることがツボ押しなんです。
熱中症になると、脳への血流が悪くなり、血圧が下がったりして色々な症状に繋がります。
ツボ押しによって、その血流の流れを、少しでも早めて回復してあげましょう。
もちろん普段から押してもらっても構いません。
大抵の方は、どうしても即効性を求めてしまうので、ツボ効かないとかになるのですが、このようにツボを押す場面、どのように使うのかを考えてみるといいかもしれません。
東洋医学ではこういった血流改善をするのにぴったりなのです。
普段から色々な症状を予防したい方は、鍼を打ってもいいと思います。
ただし、重症になったら迷わず病院に行かれてくださいね。

まずは熱を下げる　陽谷というツボ

まずクラクラとめまいがしたり、気分が悪くなったり、暑いのが我慢できなくなったり、熱中症の初期にくる症状だと思われた場合は、この陽谷というツボが有効です。
このツボは手の甲を上にして、小指側の手首の出っ張りの骨を探してぐださい。
その少し上に三角骨という骨があるのですが、その少し上の凹んだ所にあります。
触るとなんとなくウ～ンとかズーンて感じるところがツボです。

毛は無視してください笑

このツボは、手の太陽小腸経に属するツボで、効能は色々ありますが、私は主に、頭痛、めまい、耳鳴り等で使うことがあります。
自分だとちょっと押しにくい場所にあるので、こんな感じで人差し指で当ててみてください。
そして押さえながらゆっくり深呼吸してみてください。
徐々に楽になってくると思います。

心を落ち着けるツボ　霊道

熱中症にかかると心拍数が早くなって、呼吸が苦しくなる場合があります。
そうするとどんどん内心焦って、さらに具合が悪くなります。
そんな場面のときにこのツボを押してみてください。
場所は掌を上に向けて、手首にあるシワの小指側から肘に向かって指二本分のところにあります。

このツボは、手の少陰心経に属するツボで、効能は色々ありますが、私が使うときは精神的に不安な方、心身症、不眠、動悸や不整脈等に使います。
こんな感じで親指で優しく押さえてみてください。
ここは皮膚も薄いのでギューではなく、添えながら少し圧をかけるくらいでいいと思います。
人によっては、最初だけ少し不快な感じがしますが、悪いツボではないので大丈夫です。
このツボを押さえたまま、ゆっくり深呼吸していると、徐々に落ち着いてくると思います。

自律神経を整える1つのツボ　内関

熱中症にかかると吐き気を感じて気分が悪くなる場合があります。
これも血流が悪くなって起こる症状のひとつなのですが、自律神経の乱れが大きく関係します。
まだ自分で水分を取れる場合は、ゆっくり休みながらこのツボを押さえてみてください。
乗り物酔いなんかに有名なツボでもありますね。
場所は、掌を上に向けて、手首のシワのど真ん中から、大体指三本分くらいのところにあります。

指太くてすいません。

このツボは、手の厥陰心包経に属するツボで、万能ツボと呼ばれていますが、私が使うときは、自分が乗り物に酔った時、胃の不快感等に使います。
また精神的にも落ち着くので、普段からでもおすすめです。
このツボもぐいぐい押さなくてもいいので、軽く少し皮膚が凹むくらいの感じで、親指で押さえてみてください。
熱中症や乗り物酔いになった時は、このツボを押したまま深く深呼吸すると落ち着いてくると思います。

複合技

プロレスみたいな感じになってますが笑
このツボ達、同時に押しても構いません。
例えば、熱中症の症状で、暑さが我慢できず、クラクラめまいがする時は、このように陽谷と霊道を同時に押さえてみてください。

ここを優しく押さえたまま、深く深呼吸していると落ち着いてくると思います。
注意点は、痛くなるまで押し続けないことですね。
もう一つは、暑さが我慢できず、胃の調子も悪い時は、同じように陽谷と内関を同時に押さえてみてください。
ここも優しく押さえながら深呼吸してみてください。
私自身もよくツボは押しますが、意識してやってみると効果も上がります。
なんとなく、はーっこれで大丈夫だーと思いながら押すのも手ですね。

長くなりましたが以上です。
お読みいただきありがとうございました。