【naotta】脱ステロイド中のリスクBEST3

#脱ステ #脱ステロイド #アレルギー #アトピー
脱ステロイド中のリスクのBEST3を紹介します。
長年、知人のステロイド離脱をサポートしてきた経験から、一番大きなリスクを3つ挙げます。

1.黄色ブドウ球菌
2.眼球裂傷
3.脱ステ途中断念

いずれも、それぞれ違った大変さを抱えており、
うまくやり過ごす方法を知らないと大きなトラブルに発展します。

1.黄色ブドウ球菌
日常的に人間の肌や鼻の中などに存在する菌なのですが、ステロイドによって著しく抵抗力が低下したあなたにとっては非常に強敵です。
適度な消毒、掃除、地道な爪のケアなどの予防をしていても、ひっかいては瘡蓋になることを繰り返していると、どうしても増殖を止められない場合もあるので、罹患しても自分を責めないで。
発生してしまったときには、脱ステ中であってもすぐに病院に行って、早めに抗生剤を処方してもらう必要があります。
このためにも、お医者様とは険悪にならない最低限のコミュニケーション能力も必要だと思います。
対応が早ければ早いほど、抗生剤が良く効き、最短1日ですぐに鎮圧されます。
一方で遅ければ、なかなか増殖が止められず数週間かかる場合もあるので、初動を大事にしてください。

2.眼球裂傷
これは重症のアレルギー炎症反応で、顔部分(目の周り)にかゆみがあり、継続的に長期間ステロイドを利用していた場合、何パーセントかの方に起きる症状です。
発生理由は主に2つです。
1つは、ステロイドにより炎症やただれが表面化しないので、大丈夫と過信して目の周りを継続的にひっかき、眼球の水晶体に多くの傷がつく。しかも、傷がついていること自体にも気が付かないため。もう1つはステロイドが水晶体自体の構造を変化させ白濁させるため。(ステロイド白内障)
いずれもステロイドが直接・間接に関わっています。
症状としては、①段々視力が低下する。②うすい霞がかかったように視界が白っぽくなるというものです。
ここで一番注意が必要なのが、脱ステロイド中と知らずに眼科医が慌てて白内障の外科的手術対応を行ってしまう点です。
眼科医と丁寧なコミュニケーションをとるのが良いですね。
ちなみに、私がその事例を経験したのは私自身含めて5例です。
すべて、白内障の進行で手術を勧められましたが、数週間で元に戻る事例があることを伝えて、専門家の判断として手術を待ってもらい、実際に元の視力に戻っています。
ただ、目は非常に傷つきやすく替えがきかない器官でもあるので、脱ステ影響以外に潜む真の目の病気も含まれているかもしれません。そのため、ここは外科的手術以外はお医者さまに言う通りに従う方がトータルリスクは少ないでしょう。
そのときに、どうしてもステロイドを勧められて、そのお医者さまの話が納得できるものなら、期間限定を絶対条件でステロイド処方を受け入れてもOKだと思います。
※5例中1例だけステロイド処方を受け入れた方もおられましたが、多少脱ステの期間が長くなる程度、すべて台無しにはなりません。
※眼球裂傷を避けるため、絶対にかきたくないという方もおられると思いますが、薬(ステロイド)で増幅したかゆみは人間が対抗できるものではありません。脱ステ時代に必要以上に自分に自信がなくなると、前を向けなくなるので、多少かいてしまっても、絶対自分を責めないでくださいね。
私の場合は、両手に鍋つかみをはめたり、手首をロープで縛ったりと色々しましたが、手首がえぐれて血に染まったり、鍋つかみはすぐにポイでした。
それよりも、眼球裂傷で万一の場合には失明するというリスクをしっかり、自分の脳に叩き込んで、その上で10回かくところを「ハッ」と自分で制御して9回にするとか、目の周りをかきそうなら、他のかきたいところを好きなだけかくとかの方が現実的です。とにかく、脱ステ時代は自分に負荷をかけず、責めず、無事に時が過ぎるのを待ちましょう。

3.脱ステ断念
これは動画の通りで、特に補足もありません。
まあ、私の動画を何本も見て頂ければ、ステロイドの継続利用がどれほど人間の身体にとって害悪かわかると思いますので、上記2.で期間限定で後戻りしたとしても、脱ステは最後までやりきるのが絶対条件です。
※上記2.でわけがわからなくなって脱ステ自体をやめてしまう人も多いようなのでぜひ参考にしてください。(最後までやり切った方でもここが気持ち的に危なかったいう方もおられました。)

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