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自民党が統一教会との癒着を自力で解消できるのか!? 安倍派重鎮、細田博之衆議院議長が統一教会との接点示す文書をようやく公表! 追いつめられるまで点検を免れようとあがく自民党の不誠実体質! 文書を公表しても会見は行わず、説明責任を果たしてない! 2022.10.19

(文・IWJ編集部 文責・岩上安身 2022年10月19日時点で加筆・アップ)

自民党と癒着し日本を蝕む反日カルト、「統一教会」特集

 統一教会との関係を以前から指摘されていた、安倍派の重鎮、細田博之衆議院議長が、やっと統一教会との接点を認める文書を公表した。自民党の調査は、細田氏の衆議院議長就任による党籍離脱を理由に対象にしていなかった。真の目的は、統一教会との関係を「最小限」に見せるための小細工と言わざるを得ない。

 細田氏が2022年9月29日と10月7日の2回公表した文書では、統一教会の関連団体の会合に計8回出席したとしている。

 しんぶん赤旗によれば、2019年、統一協会系の天宙平和連合(UPF)の国際会議「ジャパンサミット&リーダーシップカンファレンス2019」では、「韓鶴子総裁の提唱」による会議が「たいへん意義深い」と褒め上げ、「安倍総理にさっそく報告したい」と述べていた。

 細田議長は文書は公表したものの、記者会見を行っていない。野党は説明責任を果たしていないとして、引き続き追及する構えだ。

 詳しくは、ぜひ、記事本文を御覧いただきたい!

▲細田博之衆議院議長(Wikipedia、Office of U.S. House Speaker

追いつめられるまで自己点検免れようとあがいた安倍派重鎮の細田博之衆議院議長! 統一教会との関係を「最小限」に見せかけようとする自民党の不誠実な体質!

 2022年9月29日には、安倍派の重鎮である細田博之衆議院議長が、統一教会と接点があったと認める文書を公表した。

 2018年から19年の間に、関連団体の会合に4回出席したということだ。細田氏は「地元の関係団体が選挙において私を支持するとの意向があったことは事実である」と、選挙支援を事実上認める発言もしている。

 ここまで追い詰められるまで、衆議院議長である細田氏は「党の所属ではない」として、自己点検を免れていた。メディアから追及されない限り、統一教会との関係を「最小限」に見せかけようとする自民党の不誠実な体質があらわれている。

実は細田議長は統一協会系団体の会合に出席し、韓鶴子総裁を褒め上げ、「安倍総理にさっそく報告したい」と発表していた!

 『しんぶん赤旗』はすでに7月の段階で、細田氏が清和政策研究会会長だった2019年、統一協会系の天宙平和連合(UPF)が10月5日に名古屋市内のホテルで開いた国際会議「ジャパンサミット&リーダーシップカンファレンス2019」に出席し、講演をしていたことをスクープしていた。

 細田氏はスピーチの中で「韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの国際会議の場は、たいへん意義深い」と述べ、「今日の盛会、そして会議の内容を安倍総理にさっそく報告したいと考えております」と述べていた。

▲2019年のUPFの「ジャパンサミット&リーダーシップカンファレンス2019」で細田博之衆院議員(当時)が紹介される場面が、個人のYoutubeチャンネルに残されている。Japan Summit and Leadership Conference 2019 in Nagoya(WindowsNT)https://www.youtube.com/watch?v=y6bpOPfVF7E

追加文書を公表するも、細田氏は記者会見を行わず、説明責任を果たさず!

 細田氏は10月7日、「補充説明」として、前回公表したA4の紙1枚に加え、新たにA4の紙1枚を追加した文書を公表したが、衆院議院運営委員会で与野党筆頭理事の前で文書を読み上げただけで、質疑は行わず、記者会見も開かなかった。

 細田氏の発表では、祝電の送付が3件追加され、出席した会合が4件から8件へと倍に増えたが、立憲民主党や共産党は説明責任を果たしていないとして、国会で追及する方針をしめしている。

※これは日刊IWJガイド2022.10.13号~No.3682号に掲載された記事に2022年10月19日時点の情報を加えて加筆・修正したものです。

※この記事はIWJウェブサイトにも掲載(https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511733)しています。
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