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河井案里参院議員に懲役1年4ヶ月、執行猶予5年の有罪判決! 有罪確定して広島選挙区は再選挙へ! 一方、克行元法相は買収相手が多過ぎて判決が春以降!? 買収資金1億5000万円を河井陣営に渡した自民党本部にはなぜ捜査が入らない!? 2021.3.8

(IWJ編集部)

 2019年7月の参議院選挙の公職選挙法違反で、河井案里参議院議員に懲役1年4ヶ月、執行猶予5年の判決が下り、2021年2月5日に判決が確定した。

 これにより案里議員は議員を失職。参院広島選挙区は2021年4月に再選挙が行われることになった。


 しかし、河井陣営に対して、同じ広島選挙区の自民党・溝手顕正氏の10倍にも上る1億5000万円もの選挙資金を提供した自民党本部の責任は、なぜ問われないのか!? 選挙資金として買収資金の原資を提供した自民党の当時の総裁・安倍晋三氏、幹事長だった二階俊博氏の責任はとわれてしかるべきではないか。

 さらに、資金のうち1億2000万円あまりの行方が不明であるにもかかわらず、なぜその点に捜査の手はのびないのか!?

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▲河井案里元議員(画像:Wikipedia、Taisyo)

河井案里議員に懲役1年4ヶ月、執行猶予5年の判決! 克行被告は買収相手が多過ぎて春以降の判決!

 2019年7月の参議院選挙をめぐり、買収などの公職選挙法違反の罪に問われていた元自民党の河井案里参議院議員に、2021年1月21日、東京地裁が有罪判決を言い渡した。懲役1年4ヶ月、執行猶予5年である。検察側の求刑は懲役1年6ヶ月だった。

 さらに、河井陣営が手にした選挙資金1億5000万円のうち、1億2000万円あまりの行方がわかっていない。

 河井克行・案里夫妻の買収や自民党からの資金をめぐる疑惑については、ぜひ以下の岩上安身によるインタビューを御覧いただきたい!

※この記事はIWJウェブサイトにも掲載しています。
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