ゼレンスキーの「正体」!? 彼が人気を得たドラマのテレビ局オーナーは富豪のコロモイスキー氏。同氏はユダヤ人でオレンジ革命から「親欧米派」活動、今米国滞在。各国は軍事支援で戦闘長引かせず、停戦交渉の場を! 2022.3.23
(文・IWJ編集部 文責・岩上安身)
※公共性に鑑み、本記事はただいま、3月29日まで全編特別公開いたします。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、国民総動員令を発し、外国人義勇兵を募り、ロシア軍への徹底攻勢を呼びかけて、全世界の注目を集めている。このゼレンスキー氏とは一体何者なのか?
ゼレンスキー大統領は、皮肉なことに、ロシア語話者が多いウクライナ東部出身のユダヤ人で、自身もロシア語話者だった。
コメディアンから俳優になり、テレビドラマ「人民の執事」の大統領役で国民的人気を得て、現実の大統領選に立候補し、当選した経歴を持つ。しかも驚くべきことに、そのドラマは大統領選の3日前まで放映されていたという(追記、このテレビドラマは、世界中で放映されるという。ウクライナ国内だけでなく全世界を「洗脳」するつもりのようである)。
また、ゼレンスキー氏の番組のテレビ局オーナーであるコロモイスキー氏は、ソ連崩壊後に公有財産を私物化した新興財閥(オリガルヒ)のユダヤ人で、1000万ドルをかけて創設した私兵部隊のドニプロ大隊を持ち、親ロシア派に対抗する他の民兵隊、有名になった#アゾフ大隊などにも資金提供しているとされる。
彼ら民兵は極右の反ユダヤ・反ロシア勢力だが、そのスポンサーが、かつて虐殺の対象だったユダヤ人の子孫である事は、大きな皮肉である。そしてそのコロモイスキー氏が片手でネオナチの私兵を操り、もう一方の手でウクライナの大統領の座に、ユダヤ人のゼレンスキー氏をすえたのも、驚くべきことです。さらに、現在米国在住のコロモイスキー氏の姿は、米政権に深く食い込む「ウクライナ・ロビー」と重なる。
米国やドイツ等は、ウクライナへの巨額の軍事支援や武器供与を決定したが、その中には、市街戦やゲリラ戦で使われる対戦車ミサイルや対空ミサイルが含まれている。米国等が供与する武器によって、ウクライナ各地でゲリラ戦が展開され、アフガニスタンのように一層泥沼化してしまうのだろうか?
詳しくは記事本文を御覧いただきたい!
▲ウォロディミル・ゼレンスキー ウクライナ大統領(Wikipedia、http://www.president.gov.ua/)
ロシア軍への徹底攻勢を呼びかけるゼレンスキー大統領! ゲウクライナはゲリラ戦への様相を呈しはじめた!
ウクライナにおける戦争が、泥沼化している。
ロシア軍は電光石火の侵攻によって、首都キエフを包囲した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、2月25日に、一度は、弱音を口にした、「誰も一緒に戦ってくれる国はない」と、国際的孤立を嘆き、ロシアとの停戦交渉に前向きな発言をし、ロシア側はウクライナの要請を受けて、交渉団を即座に結成した。
しかし、その後ウクライナ側はロシアが提案した交渉の場がベラルーシの「ミンスク」では嫌だと言いだし、交渉は止まった。ゼレンスキー大統領は、交渉の場としてポーランドのワルシャワを提案したが、NATO加盟国であるポーランドでの交渉にロシア側が応じるはずはなかった。スイス、フィンランド、スウェーデンなどのより中立的な国でなければならないと思われた。
ゼレンスキー大統領は、2月26日になって、また、国民に対して停戦交渉に応じていないことだけではなく、ロシア軍への徹底攻勢を呼びかけ、外国へは武器を送れと言い、米国からの亡命の誘いは断ったこと、自分はウクライナにとどまっていることを公言した。
ロシアは、ゼレンスキー大統領が、応じない様子を見て、首都キエフへの侵攻に踏み切り、すでにキエフ市内での戦闘が行われていると伝えられた。キエフで高層住宅が破損された映像などが流されてきたが、その実行主体がロシア軍なのか、激しく抵抗するウクライナ軍なのか、あるいは民兵軍団をつくっているウクライナのネオナチ民兵集団なのか、もはやわからない状況だった。
ウクライナは、ゲリラ戦への様相を呈しはじめた。
▲2022年2月24日からのロシアによるウクライナへの侵攻計画と紛争発生地(Wikipedia、Homoatrox)
※この記事はIWJウェブサイトにも掲載(https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503761)しています。
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