春のしあわせ講座 特別講座 香葉村 真由美先生を迎えて
しあわせ講座の春特別講座開催にて、香葉村 真由美先生の講演でした。
真由美先生の話の中でいつも話している
大切な3つのこと、そしてその原点はお父さんの言葉から、真由美先生のお父さんとのエピソードから「自分は出来る!」そういう言葉をお父さんから声をかけてもらいそれが原点となったとの事でお話しいただきました。
1、「自分を信じる、自分を大好きになること」
2、「いのちを大切にする」
3、「愛をもって生きていく」
1、「自分を信じる、自分を大好きになること」
子供たちが自分から自発的になるきっかけだと思いますが、キラキラ朝礼というのをされていて元気よく挨拶し自分の夢を語る。そんな目がキラキラしている子供たちの様子が、学校がつまんないという感じが全く無く、何かちょっとした面白いこと、楽しそうなきっかけさえあれば全然子供たちの心はイキイキしてくるのだと、見てて感じる所でした。
2、「いのちを大切にする」
お父さんを交通事故で亡くした生徒さんとの会話をきっかけに、先生はいのちの授業をしようと決めます。
その子の願いはお父さんが帰ってきてほしいという願い。 真由美先生はお父さんのことを思い、講義の前に一人一人の机の上に手を当てて、お父さんの命を蘇らせたい!と強く願ってから講義をされたとの事で、その後雨がやんで太陽が出てきて、講義の後に教室からいつも聞えてきた悪口が無くなったとの事でした。
自分だけではなく、自分の命はご先祖様も含めての自分の命。
たくさんのご先祖様の為にも生きようという想いがあると伝える言葉も変わってきた。
子供たちも純粋に感じてくれて自分の命は1つ、1人のものではなくずっと受け継がれてきたもの。
3、「愛をもって生きていく」
先生が初めて担任したクラスの生徒さんで、卒業後も親交があったそうです。
その彼女が、ある日学校に先生をたずねてきます。そして彼女は、とても辛い目にあって自傷行為を始めたこと、さらに、そんな彼女の心の支えとなっていた人まで事故で失ってしまったことを先生に話し、その数日後に自らの命を断ちました。
先生が彼女に言った「頑張らなくちゃダメだよ」の言葉に思い悩んで、先生自身も心の病気になってしまい、ベッドから起きる事が出来ない生活が続き、愛、希望、夢という言葉が大嫌いになってしまった。 そこから助けになったのは娘さんの生きているだけでいいという言葉。
毎日石を拾って石に日付を書いて今日は起きよう!
次の日も石に日付を書いて今日は起きよう。そんな姿を見た娘さんの言葉をきっかけに子どもの本当の気持ちと向き合う教師になる決意をされたそうです。
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