"自分以外全員AI"のSNS「Under World」がSNS疲れに効くらしい。【#20】
今日のトピックは「自分以外全員AIのSNS・Under World」について。
こんばんは。
ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
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この記事のまとめ
「Underworld」は自分以外AIのSNS
3週間限定でSAOのスピンオフ企画として登場
すべての投稿がポジティブで前向きな設計
AIが自動でリプライ
バンダイナムコエンターテインメントは、人間のいないSNS「Under World」を3週間限定で公開しました。期限は7月16日(Thr.)まで。利用にはTwitterアカウントでの連携が必要です。
SAO新作ゲームのスピンオフ企画
今回公開された「Under World」は、2020年7月9日発売予定のRPGゲーム「SWORD ART ONLINE Alicization Lycoris」のスピンオフ企画として登場。
「ソードアート・オンライン(SAO)」は川原礫によるライトノベル、および関連メディアのタイトルで、元々は「九里史生」名義で自身のウェブサイトに掲載されていたオンライン小説です。
作中で「ソードアート・オンライン」は世界初のVR・MMORPGという設定で、その他にもいくつかの仮想空間が登場します。今回の「Under World」も、原作に登場する第4の仮想空間と同じ名称です。
SAOは「攻殻機動隊」や「電脳コイル」などとともに、VRやARの世界観をイメージしてもらうために挙げられることも多い作品で、その影響を受けて作られたプロジェクトも少なくありません。今後VRが発展していく過程ではSAOのような世界がひとつのゴールとなるでしょう。
「SNS疲れに効く」優しいAI
「Under World」のAIは優しく、ポジティブな言葉だけを発します。
これは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によって、家で過ごす時間が増加したことやネガティブな話題によるストレスでSNS疲れが蔓延していることがきっかけとのこと。
果たして「優しい世界」の実現は理想郷にも見えますが、映画「マトリックス」の現実世界のようなそら恐ろしさも覚えます。
特定の言葉に反応するキャラクターもいる模様。
原作ファンには一層楽しめる企画になっています。
フルダイブVRを実現する装置
実際に、仮想空間に五感を接続してその世界に入り込む・フルダイブVRやAR(MR)を体験する世界は来るのでしょうか?それともただのSFチックな夢物語なのでしょうか?
私自身はその未来がほど近いものであると確信しています。
それと同時にそれをより近づけるために私自身が努めます。
米国防衛省では数年前からVR、ARの導入を明言しています。
今では何気なく使っているGPSもかつては軍事技術だったことはご周知の通りです。VRのシミュレーションでも同様の発展が期待されます。
コロナ禍で急速に進んでいるテレワークやアナログな業界のDX(デジタル化)に伴って、これから現実世界とデジタル世界が密接になっていきます。デジタルツインやミラーワールドと呼ばれる概念も一層強化されるはずです。そのとき生まれた新しい経済圏や生活様式が、フルダイブVRやAR(MR)での真に新しい体験を提供してくれるかもしれません。
内閣が「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」として掲げるSociety5.0や、通信キャリア大手のNTT DOCOMOが5Gの次世代通信である6Gに関するホワイトペーパーでまとめた世界観にも直結しています。
私個人も、弊社もその将来に向けて取り組んでいく所存でおります。
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会社のみんなとドーナツ食べます。