ドアデスクから読み解く本質
そろそろ、ドアデスクの話をしたい。
Amazonを創業したジェフ・ベゾス。
1999年の創業時の写真がときどきSNSで話題になる。
青いスプレーで「Amazon.com」と書き殴られた会社の看板が貼ってあり、6畳くらいのスペースにデスクにパソコンをおいて、作業をするジェフ・ベゾス。
このときのデスクは「ドアに脚をつけたもの」らしい。
創業時、ホームセンターへデスクを買いに行いくと、売っているデスクとドアを比べるとドアのほうがずっと安い。そこでジェフ・ベゾスはドアを買って脚をつけることにした。
今では世界中のAmazonのスタッフがこのときのドアデスクをもとにした机で仕事をしている。さらに、事業が拡大するにつれて、このドアデスクはAmazonの契約のシンボルになっている。創意工夫、お客様に低価格を提供するための優れたアイデアの象徴として「ドアデスクアワード」も存在している。
徹底的に顧客満足にこだわる社風を象徴するエピソード。
倹約と考え方の象徴。
企業が大切にすべきものがなにかを考えさせられる話である。
なにとぞ。