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じぶんの自由落下速度
そろそろ、世界は落下している話をしたい。
2014年に書かれたブログ。
面識があるわけではないのだが、事あるごとに読み返すブログがある。
こちら👇
ビジネスの第一線で活躍する方同士の会話がとても印象に残る。
世界は落下している話。以下引用です。
「まあ、色々あると思うんだけどさ、最近気づいたことがあるんだよ」
「なんですか?」
「世界は、落下してるんだ」
「??」
「本来あるべき方向に向かって、世界は凄い勢いで落下してるんだ」
「はあ」
「色んな既得権益持った人たちが抵抗勢力になって邪魔するんだけど、それは重力に逆らうようなもので、あんまり意味ないんだよ だって世界が落っこちていくスピードの方が圧倒的に早いから」
「なるほど」
「だからさ、その落下する方向を俺たちは見定めて先に落下してくべきなんだよ」
「ほう」
「だってどうせ落下してくんだからさ 先に向かった方が絶対いいんだよ」
「なるほどなるほど」
「俺たちがやらなくたって誰かがやるぜ?だって、そもそも落下してるんだから」
世界は落下している。自分がやらなくてもやってもいずれにせよ世界はあるべき方向に落下していくから、方向を見定めて先に落ちていくのがよいという話。
「落下」という表現が素晴らしい。上昇や移動と違っていて何もしなくても僕たちは落下している。どうせ落ちていっている。
何かを決めなきゃいけないとき、決めるための情報を集めるとき。
世界はどっちに落下しているんだろう?
自分はどのくらいの速度で落下できるだろう?
と逡巡する。正直落ちるのが怖い。
だけど、結局落ちるなら自分から踏み出して落ちていこうと感じさせてくれるお話でした。
なにとぞ。