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世界子どもの日の「決意」

今日11月20日は、子どもの権利条約が出来た「世界子どもの日」です。この日に、ACEが事務局を務める「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」では、提言書の最終版を発表しました。


いま検討が進められている、こども庁。


子どもの活動を行うNPOの中には「縦割り行政打破より前にやることがあるのでは」という声もありましたが、子どもの権利を保障するための法律が日本に必要と考えていた私たちとしては、こども庁を作るなら、それと同時に、子どもの権利条約を批准してから27年もたつのにない、子どもが権利を持つ存在であることを認める「子ども基本法」を作ってほしい!という想いで、今年に入って活発にアドボカシーを行ってきました。

そこで、キャンペーンでは3つの「新しい仕組み」4つの「大切なこと」を提言しています。


<新しい仕組みづくり>
1.子どもの権利をどんな場面でも大切にすることを約束する「子ども基本法」をつくる
2.子どもの権利を実現するために、国が行うことを全体的に見てすすめる役割ができる国の機関をつくる (こども庁など)
3.子どもの権利が守られているかを確認・監視する仕組みをつくる (子どもコミッショナーなど)

<大切だと思うこと>
A 子どもの権利条約を日本中にひろめる
B 子どもの声を聴き、子どもとともに行動する
C だれひとり、子どもを取り残さない
D 子どもに対する暴力を、ぜったいにゆるさない


ここでいう子どもとは18歳未満のすべてのこどものことです。またこの提言書は、その作成過程で子どもたち自身の意見も反映されています。

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 https://crc-campaignjapan.org/report/report-1120/

 
「子ども基本法を実現させる」


ずっと置いてきぼりになってきてしまった、本来条約を批准したときにしなければならなかった宿題を、いよいよ、というか、とうとう、というか、実現させるチャンスがいま来ています。


政府が検討を進めてきたこども政策については、こども政策の推進に係る有識者会議 報告書(骨子案) が発表されました。
https://www.cas.go.jp/.../kodomo.../dai5/gijisidai.html
報道もされています。
https://news.yahoo.co.jp/.../d1deffe254a10bcf8b4cb66d1a63...

その中に
4.政策を進めるに当たって共通の基盤となるもの
〇こどもの人権・権利の保障
という文言も、入っております。


これから、来年の国会に向けて、様々な機会を捉えて発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

(写真は、この夏に子ども5人で陶芸体験をしてできたお皿)


#1 世界子どもの日

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