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モルトカスぬか漬けプロジェクト!
こんにちは!岩手大学非公式団体 岩大ビール部です。
今回は岩大ビール部の新プロジェクト、名付けて「モルトカスぬか漬けプロジェクト」の紹介です!
何のためにやるの?
① SDGsへの貢献
ビール醸造後に発生するモルトカスは多くの場合廃棄されてしまいます。廃棄の際、多額のコストがかかりますし、燃やされて廃棄されることによるCO2排出や焼却後の灰の埋め立ては環境に悪影響を及ぼします。したがって、モルトカスの利用法を考えていくことで、環境問題に貢献できると考えます。
② 穀物の単価問題
穀物の単価が安いことは世界的に問題になっています。なぜなら、加工されても食品などの安価なものにしかならず、種類も少ないからです。そこで、大麦からビールともう一つ製品ができることで付加価値が上がり、微力ながら単価問題に寄与できると考えます。
なんでぬか漬け?
モルトカスはビタミンなどの栄養素が豊富でさまざまな健康機能が期待できます。私たちは、それが一般には浸透しておらず、そのまま廃棄されてしまうのはもったいないと思いました。そこで、近年の発酵ブームで人気が出ているぬか漬けは、米糠の代わりに大麦の麦糠を使用してできるので、モルトカスの良さを最大限に発信できるものと思います。
最後に
「モルトカスぬか漬けプロジェクト」は今秋販売を目指し、岩手の漬物企業さんと協力して活動していきます!また、私たちは、ビール造りだけでなく、多角的な視点からビールを取り巻く問題にアプローチしていけるよう日々奮闘しています。私たちに協力してくださる全ての方々に感謝します。