ノルディックモデル、デンマークの不文律(ヤンテロウ)をワタクシ的に超意訳しました。
最近皆さんやっと気付きはじめましたがアメリカ型の自由主義経済は歴史が浅く問題が多いんですね。
貧富の格差が大きくなるのも制度自体に問題があるのですから。
やっと日本の中にも資本主義でも共産主義でも、社会主義でもない、北欧のそれもデンマークの社会制度に目をつける人、企業もふえてきました。
私もなぜデンマークの人々が高負担、高税、(現地の人の表現を日本語に表すと)にほとんどの人が不満を表さないのか疑問に思ってました。
日本では5公5民がキーワードの上位に上がるぐらいに税金を払いたくない人は多いですし、不満もありますよね、
さてここからが本題です。
今のデンマークの思想、哲学のもとを調べたらグルントヴィーという人にあたりました。この人は1783年生まれ1872年死去とあります、この時代は日本は江戸時代、
グルントヴィーはこの時代に現代に通じる哲学、思想を研究して人の学校(フォルケホイスクール)を作っています、ここが肝心なところなんですが独自の哲学、思想にもとづかれた近代的な学校がこの時代にあってそれがデンマーク人の人間の資質を作っているんですね。
一朝一夕にできる業ではないですよね。
200年たった今日本人の元になる哲学、思想を教える学校は今ありますか。ないですよね、日本には独自の哲学、思想がないんですから無理ですよね、何でも他国から学びたがり自分の頭でかんがえませんから。
デンマークの知の蓄積が今の社会制度を作りあげている本質のところを見誤るとデンマークに学んでも上手くいかないでしょう。
日本もあと100年試行錯誤を続けてジャパンモデルを作る覚悟を持たないと本当の幸福度の高い国は永遠につくれないでしょう。デンマークの不文律(ヤンテロー)もそんな高い教育を受けた、デンマーク人だから考えだした教えなんですね。後100年教育の質を上げて違う資質の日本人を作りあげないと日本はなくなります。
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