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子供の発音と指先の関係性

おはようございます。いわたコトバのそうだん室言語聴覚士の岩田です。家で飼っているハムスターとめだかを眺めながら記事を書いています。

では、今日は発音と手指運動の関係性についてです。子供の発音の練習をしていると手指の細かい運動が苦手なことが多いことに気が付きます。

それもそのはずで
実は、発音と指先の運動は関係性があることが明らかになっているんです!

例えば、「はさみをうまく使えない」「箸がうまく持てない」「糸を穴に通せない」という子供は(いわゆるぶきっちょさん)は発音も悪いことがあります。

そのため、発音が悪い子供は舌や唇の練習だけではなく、指先を細かくたくさん使う練習をすることで改善がスムーズにすることができます。

なぜ関係してるの?(考察)

指先も舌も小さい筋肉をコントロールするという点では共通しています。
そのため指先の小さい筋肉をコントロールする感覚と舌の小さい筋肉をコントロールする感覚に関係性があるのかもしれません。

運動は大きい動作から小さい動作を習得していきます。全身運動の動作→体の細い運動→指先のコントロール→舌のコントロール。というような感じです。そのため体の細かい運動ができないこの場合は指先の細かい運動を訓練に取り入れたいします。

以前、発音と耳(聞き取り)の関係性についても記事にさせていただきましたが、子供を総合的に見てプログラムを作っていくことが大切です。

まとめ
そのため子供の「発音」の改善を考える時、必ずしも舌や唇などにだけ、目を向けるのではなく細かい運動はできるか?という視点を持って関わることが大切です。

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