わからぬ。だが、共に生きることはできる【 #noteリレー 】
とんでもないバトンが回ってきた。
乙女心満開で老若男女のフォロワーを魅了するユウリさんからのバトン。
突っ込みたい所だらけで大渋滞である。
テーマが「税制改正」なら、指をポキポキ鳴らして意気揚々と書けたものの、……「女ゴコロ」とは。スモールライトを浴びた気分だ。
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「だまれ、小僧。おまえに女ゴコロを救えるか」
あぁ、美輪さんの声が聞こえる。
……そんな声や視線を背に記していくことにしよう。
こちらの企画で、私が第50走者になります。
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安全地帯と言えば、玉置浩二。
しかし玉置浩二といえば、安全ではなく危険な男の魅力がある。
私はその逆だ。
人並みに恋愛はしたし、見た目にも多少気を付けている。
私の人生を箇条書きにして並べたら、やや危険寄りかもしれない。
しかし、私は安全だ。何をもって安全というか。
それは女ゴコロ、もとい乙女心が作動するかどうかだ。
危険な男は、乙女心をくすぐるだろう。
一方、私と接する女性は、乙女心をオフにしている。
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例えば、こうだ。
子どもを通じて知り合った仲良し夫婦と家で遊んでいたときのこと。
ママ友と私が話をしていると、赤ちゃんが泣いた。次の瞬間、ママ友があろうことか私と会話しながら、ケープもせず、自然な流れで授乳をしようと準備を始めた。
動揺。
空気を感じ取ったその夫が、すかさず「…ねえ、場所変えたら」と指摘。「あ!!そうだよね!」と私に微笑むママさん。
育児で疲れているのはもちろんあるだろうが、私は感じた。オフだ。
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例えば、こうだ(2回目)
学生時代。更衣室らしい更衣室がない施設で、運動後、男女が入れ替わりで着替えることになった。しかし、私は幹事的な立場もあって、女性陣が入ってきた時も一人、部屋に残っていた。ささっと出ようかと思った際「ここでいいですか~?」「今日、本当暑いね」と私に声をかけながら、着替えの準備に入った。
動揺。
「ちょっと待ってくれ」と言うと「じゃあ一応見ないようにお願い」と返ってきた。「一応見ないように」とは、見られたところで乙女心にダメージはないけれど、男女ということで形式的にお願いしますという意図だろう。
私は感じた。オフだ。
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例えば、こうだ(3回目)
お付き合いしていた頃、妻に香水を薦められた。柄でもないので、普段は付けず、特別な時に。選ばれた香水は、女性向けのユニセックスだった。
ブルガリ オムニア アメジスト
フレッシュ フローラル バランスを象徴するアメジストからインスパイアされた、高貴で魅惑的なプレシャスノート。それは、まるで、朝露に濡れたアイリスやブルガリアンローズの咲く庭園にいるような、瑞々しくフレッシュで気品に満ちた優雅なセンセーション。(商品説明より)
危険な男はより危険に、安全な男はより安全になる香りだった。
もちろん、私は後者。
後日、この香水をつけて、妻と妻の友達(女性)に会った。「あ、その香水お揃いです~」と言われた。
同化。
乙女心は当然、オフだった。
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私は見た目もかわいくないし、女性らしいファッションでもなく、趣味だって全く持って女性寄りでない。よく、女性グループにいつも呼ばれる男性がいるだろうが、それとも違う。
Neutral.
おそらくこれだ。
漢らしいと言われることも、女々しいと言われることもない。
私自身、相手に対しても男だから、女だからという分け方はしない。
それは男女という括りでなくとも、大人や子ども、仕事での立ち位置、思考。
少しポリシーをもって言えば、normalではなくNeutralなのだろう。
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そんな自分をどう思うかと言えば、好きでも嫌いでもない。
自尊心も劣等感もぼやけているあたり、まさしくNeutral人間。
好きな部分でいえば、気さくに話しかけてもらえること。危険な香りも怖さもないので、おじいちゃんでも幼児でも、幼稚園の先生でも、仕事関係でも。noteのようなオンラインの場でもそうかもしれない。
嫌いな部分でいえば、女ゴコロを理解する偏差値が低いことだろう。安心感を盾に、女ゴコロ問題を解く回数が少なかった。もしくは、出題されている事すら気付いていなかった。
妻がときどき出題する女ゴコロに1+1は解けても、10+10レベルが解けないようなことがある。唖然とされる。(本当にいつも申し訳ない)。
偏差値30からの大学受験なんて広告があるが、私の「女ゴコロ」力はそんな話だ。
今、我が家には4つの個性豊かな女ゴコロ教材がある。
ワンコを加えれば5教科。
「女ゴコロ」というバトンは東大合格レベルの問題。
とりあえず、私は「おんなごころ」の読み書き練習を頑張ろう。(もう一度、言う。本当に申し訳ない。)
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第49走者、ユウリさんから引き継いだバトン。
ビジネス畑のアカウントである私に、普段書かないようなテーマを与えていただきありがとうございました😊脳が刺激されました。
次の第51走者には、家族ノートさんを選ばせて頂きます。
親子、家族みんなでnoteを投稿するスタイル。いいですね。
普段はお嬢さんの成長を見守る親ゴコロが楽しみですが、今回はお嬢さんが喜びそうなこんなテーマはいかがでしょうか。
テーマ【 拝啓、○○の君へ 】
15に拘らず、いつでも好きな歳の自分に宛てて。手紙でもエッセイでも。
温かい家族ノートさんからの言葉を楽しみにしております。
女ゴコロと、秋の空
秋だけに、アンジェラ・アキ
おあとがよろしいようで。(よろしくお願いします)