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「不規則正しく」生きる人のためのライフハック。

最近、ここ一週間ほどはほぼ毎日更新ができていなくて、それには理由がありまして。

実は夫が病気になっていたり(ようやく少し落ち着いてきました)、夫の仕事の部署が変わりそう=3日ターン制→日勤になりそうという、主に夫の動向に左右されているわけです。だからここ1週間はバタバタしていて小説を書くという作業が全くできていないんですが、でも何も書かないのもな…と思って何とか最近の記事を書いている、というのもあるのです。

規則正しい夫の時間・タイミングに振り回されているからこそ、隙間時間に「小説でない記事」の更新ができているわけですね。

が。「そもそも私、規則正しい生活を嗜む人間じゃなくない?NOTEの毎日定期更新の条件付けはいち読者としてはありがたいけど、書き手としての私とは全く一致はしてないんじゃない?」というのが小説書きを再開してからの感覚です。

今回は「規則正しい生活に絶対に馴染めない人向け」のライフハックです。まだバタバタで小説は書けそうにないからね。そして不定期更新こそが私的な絶好調の証なんですよ。というお話です。


小説を書く人間の中で「最も不規則なスケジュール設定」を持つ人とは。


小説を書く人がどんなふうに1日のスケジュールを割り振るか。それはそれぞれの環境によって違うと思います。

朝9時~夕方5時という、サラリーマンやOLの仕事と同じように時間配分して書かれる方。他にお仕事や家事をしているからこそ、隙間時間や休日メインで小説を書かれる方。

そういう方はスケジュール管理が物を言う状態だと思います。手書き・アプリなどの手帳やアラーム設定などでの「時間の管理・調整」がメインになると思います。

問題は「不定期なスケジュールでことに当たる方がより作業効率や精神の満足度が高い方」です。

効率を求めるなら、定期的にスケジュール管理した方がいいはずだ。普通はそうですよね。でもその「普通に全く馴染めない層」も、この世にはいるのです。

どういう人間かというと、例えば「小説のこと以外は基本的にどうでもいいし、他のことをしていてもずっと文章のことしか考えていないし考えられない人間」です。まぁ、私のことなんですが。

こういう人間の場合、「日々の生活があって、その一部に書く趣味がある」という人とは全く同じ感覚ではないのですね。「書くことが1日のメインで、その他は全部些事」です。なので、のめり込んで書いていると「その他」が全てすっぽ抜けていきます。こちらは悪気があってやっているわけではないのですが、ただ、一生懸命書くべきものを書いているだけなのですが、回りにいる「ちゃんと時間感覚がある人」をナチュラルに不安にさせます。

飯とか風呂とか人と会話するとか約束とか、そういう「人として当然の行動」まで平気ですっぽ抜けるからです。なので、人との軋轢をなるべく減らしてまともに生きる=書かない、というのが一番楽に世間様に溶け込む方法論となります。

それをですね、約10年間ほどやってみて、「書かない、という選択肢は、やっぱないな…」と悟った結果、私は書くことを再開したわけですね。まともっぽく生きられはするけど、したいこと・楽しいこと・肯定感は何もないんだよね。つらい。

というわけで、この春以降に私がやることは「約10年間ほどの、これまでで固まってきていた定期スケジュール的な動き方を、ことごとく壊滅させる」ことですね。「人としての正気を保つ」ことを基本やめる、ということです。

…ここまで説明しましたが、たぶん「規則正しく生きる派」の人には既に何言ってるのか分からないんじゃないかと思います…。めちゃくちゃ非効率的でわけわかんないこと言ってるぞ、と思われているかと。

皆様は「ちゃんと今を生きる人間」なので「そのように思われてる」んだなぁ。でもこれが、私にとっては一番「効率的」なんだなぁ。

今はただ、この世には「スケジュールを決めてそれに沿って生きる」ということが出来ない人間がいるんだ、ということだけ知って頂けると助かる感じです。

お友だちや子供さんや恋人などが悪気なく妙にルーズで困る、そういう経験がある方。もしかしたらその人たちも「時間を決めない方がより効率的な人」かもしれません。「全面ルーズ推奨型」とか「休日や仕事以外のフリー時間だけルーズ型」とか、人にもよりますが。

決して「あなたがどうでもいい」わけじゃないんです。ただ、気がつくと約束の時間が過ぎているという現実があるだけなんですよ。それを軽視している、と言われると…まぁ、そうだ。言い訳はいけない。軽視です。甘えでもある。

わざとじゃないけども、許されないのも怒られるのも、分かる。なので、同じような楽な「相手を放置しても怒らない人」とばかり関わることになり、たまに出会う規則正しい効率重視の方をますます怒らせるわけです。本当にごめんなさい。

というわけで、具体的な「規則正しい人」と「不規則正しい人」の時間のすり合わせ方法です。


規則正しい人には規則正しく生きる理由と必要性があるので、なるべく合わせたい。


規則正しく生きる人は、そうしないといけない理由があってそうしています。その時間しか空いていない、という人に会うのなら不規則正しい人の側が時間を合わせないと基本は会えません。

なので、もうこれは「あちらの論理」であるスケジュール管理を使うのが一番です。アラームが鳴ったら今やっていることをやめてでも規則正しく動く。やめることに時間がかかるようなら猶予時間をとっておいたり、「予定がある日は最初からかかずることはしない」と決める。

とにかく決まった時刻に決まった場所に確実にいるように心がける、それを最優先にします。

そしてたまに間に合わなかった時に粛々と怒られる。こうして失った機会や相手の大切さを学ぶしかないですね。規則正しい方が不規則正しい人間のことを知って下さる機会というのはほぼないので、こちらが頑張って合わせていきましょう。


規則正しい人がストレスを貯めないように不規則正しい人間と関わる方法。


あんないい加減な奴と関わっていられるか!とキレるのが普通と思われるのですが、たまにこんな不規則正しい人間と関わって下さる方もいらっしゃいます。とてもありがたく、嬉しいことです。

基本不規則な方が規則正しい方に合わせて対応するのが「やりやすい」でしょうし「常識的」なのかもしれませんが、規則正しい方からは、一体どうアプローチをすべきか。

基本は、期待しないことです。「前回あれだけ文句言ったんだから次は理解してちゃんとしてくれるのでは?」とかいう期待は禁物です。だって、相手は不規則こそが息抜きできるという人間なんですから。反省、とかはないですね。あんまり怒らせたくないんだけどなぁ、とかはあっても。

なので、キレないことです。遅刻してくるならそれまでを隙間時間として有効に使う、遅れてくることを前提に自分もゆっくりめに行動する、などです。いっそしっかりと集合時間を決めない、という手もありますね。「○時~✕時まで△△にいるから、来れたらおいで」みたいなざっくり約束です。いっそ来れなくてもいいよ、くらいの約束にしておくことです。

もしくは、「規則正しい方が不規則正しい方の元にいつでも訪ねて来て構わない、という状況を作る」ことですね。電話・メールなどで連絡を取って「今どこ?少し時間ある?じゃあ、そこに行くね」などです。会った不規則民が生返事しかしないとしても、メモなどを残して頂いたりして。「1日に1回だけでもこれだけには目を通すこと!重要事項リスト」みたいなものを提示して見てもらうことですね。予定は一週間くらい連絡途絶しても何とかなるように早めに通告して頂くなどして。

あとはまともな方に不規則民を拉致・軟禁などして頂いて、その人の手により時間になったら有無を言わさず首根っこ引っ掴んで移動・求められる行動をさせる、というやり方です。苦手なことを人様に全てアウトソーシングする方法ですね。

でもこれは介護に等しいので、誰もがやってくれるわけではないです。お人好しで不規則な人間に振り回されても優しい上に時間感覚がある方、とても貴重な存在なので、嬉しかった不規則民は絶対に逃してはいけません。もし出会えたなら、自分の生き甲斐的なことをいくらか譲ってでも確実に確保しましょう。しっかりお礼はして下さい。時間やタイミングは守れなくても感謝の表明はできるはずです。

しかしこれは強制力のある行動なので、規則正しい側としては正しいことを理解させたいとかまっすぐな親切のつもりであっても「こんなこと強制する相手は嫌い」と思ってしまう不規則民もいるかもしれません。期待とか正しさの押し付けは禁物です。懐いてくれたらいいよねぇ、と野犬や野良猫の相手をするような、そんな気長さが大事だと思われます。

「まともな人間は時間を守るものだ」と考えているのなら「コイツは野良猫か野犬みたいなもんだな」と思って対応して頂くか、「この世には規則正しい人間もいれば、不規則正しい人間もいるのだな」と認識を改めて頂くしかないと思います。

人として扱われる方がまぁ人権的には嬉しいわけですが、この世には「あえて飼いたい・飼われたいタイプ」もいるものなので、そこは個人差だと思います。「パトロン」というのはそういう時に使われる単語でしょうし。


そんなわけで。


という状況でありますので、今後小説を集中して書くようになると、そっちばっかりになってこっちの更新頻度がさらにガッタガタになると思いますが、たぶん普通に元気です。

あとは、長編に取り掛かり始めたら小説投稿サイトで小説を上げてからこちらに誘導リンクを張る感じになるかもですね。Wordで書く→小説投稿サイトで公開→NOTEにて報告、みたいな。

あとは今後なんですが、もしかしたら小説が書き貯まれば投稿サイトとか文学フリマにも参加するかもしれませんし、そしたらX(旧Twitter)などのアカウントも新たに取るかもしれません。もちろんNOTEで書きたい記事もあるのでそれは普通に更新したいのですが。その都度ご報告する形で。

なので、猫か違う種の人間とでも思って今後も気楽にNOTEは見て頂けると助かります。

あとは小説は今後ペンネーム変わる可能性があるかもです。ずっと一次創作書く時に使ってきた名前があるので、そっちの名前で小説サイトにて投稿して、あれ、つみれがNOTEで書いてた作品と似てる?パクリ改変か?みたいになるかもですが、それも改めてご連絡する感じで。

NOTEで記事を書く「鰯野つみれ」と、小説を書く人格と、家庭の私は、同じようでいて、でも分けた方が効率的だなぁと。今後もっと振り切ったホラー・ミステリー・サスペンスやるなら「違う人格」くらいの視点の方がいいなと。なるだけ「家庭や社会的な私の部分」を守るためにはしっかり分離するのがいいかなと。つみれとしての「ギリギリの正しきいち社会人的な部分」も確保しておきたいし。

あと、NOTEのエディタでは小説書けないな、小説投稿サイトのエディタでは長編は書けないなと。やっぱ一番得意な長編やるならパソでWordだ…。

正直、自分がここまで各エディタやペンネームごときで書くもの分かれてしまうほどの不器用とは思わなかった。書く心構えの段階が仕様エディタとペンネーム=人格に関係するとは。道理でNOTEで長編小説書けないはずだわ…。

それと、岡田あーみん先生の漫画で「キャラの結婚式に作者本人が来て祝辞を述べる」シーンがあるわけですが、作者は狂ってるんだけど数分だけ正気を取り戻してちょうどベストタイミングで祝辞を言える、という表現がめちゃくちゃ今私の中でリアルなんですよね…。


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作者・鰯野つみれのNOTEのサイトマップは以下↓となります。



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鰯野つみれ
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