お茶目をし過ぎたその後で 第1話 〜カブトムシ篇〜
高校生の時、ウェートトレーニング部に所属していました。
171センチ、55kgの自分には、無縁のようなクラブだけどマッチョな友達(以下マッチョ)に誘われ、渋々入部。
その年に立ち上げたばかりの新しいクラブで部員が7人。
個人種目なので、それぞれ自分のペースで練習。
顧問は、トレーニング方法など指導してくれるけど、悪いこと事したら殴る。
よくいる体育教師の28歳。
(たまに悪ノリする)
部活を始める前は身体をほぐす為、学校の周りを一周走るのが日課。
夏休み、いつものように学校周りを走りながら、なぜかそのまま近くの山にカブトムシを捕まえに行った。
2時間くらいしてから帰ったら
顧問がお怒りモードMAX
「何やってるんだお前らぁー!」
「え?カブトムシ捕まえてました。」
バチーーン
ハイ、たたかれました。
もう自由過ぎて、してはいけない事の感覚がズレちゃってる。
部活も1年経ったある日、顧問が俺とマッチョと部長を呼んだ。
先生「今度、クラブ説明会3人で出てくれ」
クラブ説明会とは、新入生が体育館に集まり
クラブの代表が活動内容を舞台上から説明する会
「まぁ、いいッスけど。」
ここまではよかった。
ここまではどこの学校でもありそうな事。
と・こ・ろ・が
先生「お前らプロレスラーのロードウォーリアーズって知ってる?」
嫌な予感。
「ロードウォーリアーズの真似しながら、部活の説明してみないか?」
また訳の分からない事を言いだしやがった。
しかしこれがきっかけで、新聞に載ってしまうような事になるとは‥‥。
つづく
ここまで読んで頂きありがとうございます😊
今回の話しは、少し長くなりそうです。
3〜4回に分けて書きたいと思います。
最後まで、お付き合い頂けると幸いです。