発達障害者のなるべく毎日日記20 人間的価値
自分の人間的な価値について一度も考えたことのない人間っていないと思います。
ここでいう人間的価値とは学力、性格、行動、知恵、知識、社会的地位、財力などをトータルしたものです。
お金や社会的地位があっても、映画に出てくる成金のように性格が悪ければ価値は下がります。(※個人の意見です)
捨てられてるごみを放っておけないほど性格が良くても、その性格を利用されて低い地位で搾取されて家族に苦労を掛けているようでは下がります。(※あくまでも個人の意見です)
知識がたくさんあって勉強ができても、いざというときに自分一人で生きていける知恵がなければ下がります。(※何度も言いますが個人の意見です)
簡単に言うとサンタさんからプレゼントをもらえる子、死んだあと天国に行ける人、みたいな基準です。
自画自賛となりますが自分は自分の人間的価値は割りと高い方だと思ってました。
努力家で真面目だし、落ちてるごみはごみ箱に捨てるし、挨拶や敬語も描かしてこなかったからです。
でも見渡すと、周りには僕より善良で努力家で才能に溢れている人がたくさんいることに気付き始めました。
無意識に僕より下だ、と思ってた人が専門的なプログラムソフトを使えると知ったときは色んな意味で自分が嫌になりました。
だから最近、意外と自分の人間的価値は下の方じゃないか、と思い始めたわけです。
自覚すると辛いですね。
でも他のみんなも多かれ少なかれ、この人は自分より上だ、自分より下だ、と感じていると思います。
だから社会で圧迫感を感じることが多いのでしょう。
自分の人間的価値を気にしなくなった時、それが本当の自由な人生のスタートなのかもしれません。
追伸:自分の人間的価値を気にしてない人間って、大体人間的価値上の方なんですよね。