2024/06/17(月)つらさの尺度
手の甲に、ペンでメモを書くことってもうないかもな。帰りの電車で、座ってテキストとノートを開いて、ももの上に乗せてひたすら計算している高校生を見て思った。手の甲に赤い文字で何か書いてある。
忘れないようにするすべが、手の甲に書くことなの、今考えるとなんだかかわいい。ノートの端にでも書いておけばいいのに、あえて手に書いていた時期がたしかにあった。こういう、実は子供時代にしかやっていなかったけど些細なできごとってどんどん忘れていくんだなと思った。
最近は不安がおさまらない。締切がたくさんあったこと、それからもう何年も仕事を辞めたいと思いながら続けてきてしまっている。続けている年数的にも、自分の立場的にも、耐え難く、やっぱり辞めたい。というか、年々その気持ちは増していると思う。
つらさの尺度がそれぞれの時点で違っていたが、今は色々な意味でピークが来ている感じ。年齢が上がって何とか気力で頑張ることも難しくなってきたし、任されることのレベルも上がってきた。
ずっとしんどさとしては変わっていない気がするから、やっぱりこの仕事が向いていないと思うし、一度たりとも好きだと思えたことがない。何で辞めないんだろう。自分が一番思っている。
面接が怖い。やりたいことがない。万が一入れたとて、今よりいいランクの会社に入れる気はしない。入れたとしても活躍できるわけがない。能力的にも、コミニケーション的にも、自信がなさすぎる。
今、電車でこれを書いていたら目の前の席が空いた。2つ空いたのだが、目の前でなく少しズレた隣にいたサラリーマン風の男が、我先にと椅子を取ろうとした。気が弱く、座ることができない人と、その人のターンじゃなさそうでもなんとしてでもとる人と。どっちが幸せになれるんだろう。気持ち次第か。
私はこれからどうなるのか。どうなってしまうのか。辞めてしまおうかな。辞めてしまいたいな。
とりあえず、帰ったら予約していた洗濯機が止まっているはずだ。いろいろな締め切りに追われて、溜まりに溜まった洗濯物、洗っていないお皿、散乱したものたち。とりあえず明日が終わったら少しは片付けようと思っている。
部屋の乱れは心の乱れすぎる。というか、今の家に来て綺麗だった時期の方が少ない気がする。いつになったら楽になれるんだろう。誤魔化し誤魔化し生きてきたけど、流石にテコ入れしないと、本当にこの先進めないと最近強く思う。
もう、無理かもしれない。そのうち突然動けなくなる前に。何かしらの行動を起こさなくてはな。
まさか!そんな!いやいや!えっ?!