ルックバックと超訳 "Don't Look Back In Anger"の巻
先日、映画「ルックバック」の話題に。「観たー?」「観た観たー!」
その流れで、イギリスのロックバンドoasisの"Don't Look Back In Anger"の話題へ。MVとそれから歌詞を紹介したかったのだが。
内容が詩的なこともあるし、ネットの和訳はピンとこなかったので自分で超訳をつけることにした。
超訳とは自分にとって忌野清志郎の”デイ・ドリーム・ビリーバー”のように素敵で軽やかな飛躍があるものを指す。
以下にそれを目指してみたが、果たして。映画を鑑賞した後にご覧ください。
あのとき選択を外してたら キミが知らない
もっと楽しい生き方を見つけられてたかも
だけど 今までの人生だって どうせ全部
いつか消えちゃうし
だったら革命を起こさなきゃ 自分の机から
キミがワタシのことを天才だなんて おだてたんだから
皆んな外に出ようよ 夏真っ盛りだよ
引きこもってふさぎ込んでそんな顔して見せたって
そんなんじゃちっとも楽しくないよ
そうだよ 彼女は待ってくれてる
並んで歩くにはもう手遅れだって知りながら
彼女の魂は遠く離れていくけど
「でも、あの日に囚われないで」
そう言われた気がして
"あの人のいる場所に自分も連れて行って欲しい
天国でも地獄でも どんな場所でも構わないから"
そう願うようになった日常をどうか解いて欲しい
人生を投げ捨てた どうしようもない奴から
※以下、ほぼ繰り返す箇所省略
だって彼女は向こうで待っていてくれてる
一緒に歩くにはもう手遅れだって知りながら
ワタシの魂もいつか遠く離れていくけど
「でも、あの日の怒りに囚われないで」
そう聞こえたんだ
「どうか、囚われないで 少なくとも今日だけは」
京アニ事件 2019年7月18日
ルックバック 初出2021年7月19日 0:00
超訳のご指摘お手柔らかに。
主題歌がまるで讃美歌みたいでね。捧げられた、という感想を映画を観終わった後に尚更強く抱いたのを憶えています。
あらゆる理解が誤解にしかならないなら、なんて美しい嘘なのでしょう。
でもこの輝きは本物だと思う。
香典あげた帰り道って、きっとスキップしながらまた漫画を描こうって思った帰り道と一緒ですよね。雪の中を一緒にコンビニまで行った道。
ずっと二人で歩いた道。
歩き続けるし、描き続ける。
だって彼女は待ってくれてるから。
今日も何かを、他人のではなく、他ならぬ、自分の心から。
捻り出して創っている人全員に届いて欲しい作品だと思います。
俺もやるど。
追記:
クイックジャパンとかいうとんでもレビューは見なくて大丈夫です。
まぁ他の方々既に散々怒ってるんですけど一つだけ。
答えられない、ってんな見方あるか!!京本がいたからだよ!!!!
ミーハーなのでマウスパッドを買ったのである。