実は予告が面白い!歴代映画予告ベスト3
僕は26歳の放送作家です。業界に入って1年目の時に、アイデアのインプットとして映画を見ることを先輩方に勧められました。
それから、毎日映画を1本ずつ見るようにしてきましたが、たまに外れ映画に当たります。それが、かなり辛いのです・・・映画は長いし、途中で見るのを辞めるのは、なんかそれまで見た時間を否定するようで嫌だし・・・
その解決法として、映画予告で面白さを判断できれば!!と思ったのがきっかけで、映画予告をしこたま見るようになります!
そこで、映画予告の魅力にドップリはまっていきます。今では、若者がTIKTOKを見るぐらいの感覚で、映画予告を見ています。てか、映画より映画予告のほうが好きです。
そして、僕は気づきました。そもそも2時間もある映画の特筆すべき部分を2分以内に凝縮するのだから、面白いに決まっている。
ほんとこれにつきます。映画本編より、映画予告の方が多分面白いです。
おすすめ映画予告を見て欲しいだけなので、ここは長々語らずに動画を紹介していきます。
※本編の面白さランキングとは異なります。てか、異なってました 笑
面白い映画予告第3位(邦画編)
「アルキメデスの大戦」
わざと画面を暗転させたりやあえての音抜き(無音)がすごく綺麗にはまっていて、強調したい部分がわかりやすく提示されています。
そして、テロップと効果音の音ハメがめちゃくちゃ気持ちいです!
僕は、BGMにして繰り返し聞いてるぐらいの気持ちよいサウンドです。
情熱大陸でお馴染みの窪田 等さんがナレーションだし、音に関しては、僕の完全なる好みでした。
面白い映画予告第2位(邦画編)
「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」
アイドルドキュメンタリーだとは感じさせないぐらい、映像がカッコいいです。そして、テロップをよく見て欲しいのですが、出し方がイチイチかっこいい!
さらに、オリジナル楽曲の歌詞と映像の内容をリンクさせながら作るという高度な技をされています。その上で、映画予告としての構成も100点。映画予告だけで、見事に起承転結を作り出しています!
面白い映画予告第1位(邦画編)
「記憶にございません!」
冒頭のBGMで心を掴まれました。
ある日、目が覚めたら・・・記憶喪失。
どうやら僕は、この国の最高権力者(内閣総理大臣)らしい。
このテロップまでがつかみで・・・
それからBGMのテンポをあげて、印象的なシーンのラッシュ。
最後に「記憶にございません!」で落とす。
なんか、良い漫才を見てるみたいな構成・・・。
ここまで映画予告を紹介してきましたが、皆さん要注意です。
映画予告が面白い=本編が面白い という方程式は成立しません。
映画予告をたくさん見てきましたが、映画予告が面白い=本編が面白い確率が70%ぐらいのものです
でも、映画予告が面白くない=本編も面白くない は成立すると思います。
だって、2時間の素材をダイジェストにしても面白くないのだもの。
もしよろしければ、みなさんも映画予告に注目してみてください!