私的音楽アーカイブ18(ジョンコルトレーン他)
171.ケニードリュー:UNDERCURRENT
172.ハービーハンコック:TAKIN’ OFF
173.ソニーロリンズ:TENOR MADNESS
174.ホレスシルヴァー:THE STYLINGS OF SILVER
175.ウェインショーター:NIGHT DREAMER
176.ソニーロリンズ:WORK TIME
177.ジョンコルトレーン:SOUL TRANE
178.ジミースミス:HOUSE PARTY
179.アートブレイキー:AT CAFE BOHEMIA Vol.1
180.JJジョンソン:THE EMINENT Vol.2
●177.ジョンコルトレーンの音楽は時期によって全く異なる様相を見せるが、この作品はまさにコルトレーンが自分の音楽を一段高みに上げようともがいていた時期に制作された。マイルスデイヴィスのバンドメンバーとしてプレスティッジの録音に参加していた頃は良くも悪くも「青さ」が際立っていたが、このアルバムでの演奏はコルトレーンとしての個性の萌芽が感じ取れる。今後アトランティックを経てインパルスに移り、哲学者、思想家のような立ち位置に至るこの稀有なジャズミュージシャンの足跡を辿ることは、ジャズの歴史をそのまま辿ることにもつながる。