
私的音楽録121(ケンドリックラマーほか)
1201.タクシーサウダージ:Ja.Bossa
1202.タクシーサウダージ:Bossa-Monk
1203.パシフィックミュージックフェスティバル2015
1204.五嶋龍:LEGENDE
1205.挾間美帆:タイムリヴァー
1206.ケンドリックラマー:To PIMP A BUTTERFLY
1207.ディアンジェロ:BLACK MESSIAH
1208.もっともっと英語力がアップする音読パッケージ上級レベル
1209.この84パターンで世界中どこでも通じる英会話基本カンタン編
1210.英語で聞く世界を変えた感動の名スピーチ
⚫︎1206.アメリカのラッパー、#ケンドリックラマー のこのアルバムは #ヒップホップ 界のみならず、 #ジャズ や #ソウル 、#ファンク、#ポピュラー など各領域のミュージシャンに多大なる影響を与えたと言っていい。
アメリカ社会へのあらゆる思いをぶちませたケンドリックのメッセージ性が強いのはもちろんなのだが、なんと言ってもその創造手法。ヒップホップからジャズ方向に大きくウイングを伸ばし、両者の距離をより一層近づけ融合させたことが非常に革新的な点である。
これは参加ミュージシャンを見れば一目瞭然だ。#フライングロータス、#サンダーキャット、#テラスマーティン、#ドクタードレー、#ロバートグラスパー、#カマシワシントン、#ファレルウィリアムス、#レイラハサウェイ、#ピートロック、#ジョージクリントン などなど。
つまりは、現代ジャズの代表的存在に加え音楽ジャンルの各分野のトップ級が集結しているのである。とんでもないメンバーだ。ケンドリックラマーのもとにこれたけのミュージシャンが集ったこと自体、アメリカのヒップホップ界は当面彼を中心に回って行くということの現れで、実際そうなっている。
近年はアルバムの制作頻度が落ちていた感があったが、2024年は新作「GNX」を発表した。今度ケンドリックが何をしてくれるのか。今後への期待がますます高まるのは間違いない。