見出し画像

文化人物録91(グリムスパンキー、GLIM SPANKY)

#グリムスパンキー (#GLIMSPANKY、ロックユニット)
→GLIM SPANKY
男女二人組ロックユニット(#松尾レミ と #亀本寛貴 )。2007年、高校1年生だった松尾レミがメンバーを集め、同じ高校内で初期メンバー固定 (Gt&Vo松尾レミ、Gt亀本寛貴、Ba尾澤和也、Dr三島拓)。2008年冬、SonyMusic主催「ロック番長」にて優勝。2009年5月、長野県で開催された野外フェス「Famers' Heaven09」にてタテタカコ等と共演。夏にはSonyMusic&東京FM “SCHOOL OF LOCK”主催「閃光ライオット09」で全国5500組の中、14組のファイナリストに選ばれ1万人の観客を前にビックサイトで演奏。

2010年2月、Ba尾澤和也とDr三島拓脱退。その後、松尾レミは東京の芸術大学へ進学、亀本は名古屋の大学へ通っていたがバンド活動の為に東京上京を決め、新たに関東の大学に進学。
2013年12月、SPACE SHOWER MUSICより初の全国流通盤『MUSIC FREAK』をリリース。

2014年3月、『MUSIC FREAK』リリースツアー“FREAK ON THE HILL”を開催。6月、ユニバーサルミュージック/Virgin Musicよりメジャー1st Mini Album『焦燥』をリリース。

2015年、1st Album『SUNRISE JOURNEY』はiTunesのロックアルバムランキングで最高3位を記録。日本最大規模のロックフェス「#FUJIROCKFESTIVAL #フジロック 」RED MARQUEEステージにも初出演。

2016年1月、2nd Mini Album『ワイルド・サイドを行け』をリリース、5月『話をしよう / 時代のヒーロー』を配信限定リリース。

2017年3rd Mini Album『I STAND ALONE』をリリース。9月13日、3rd Album『BIZARRE CARNIVAL』リリース。10月から全国ワンマンツアー「BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018」を開催、2018年1月台湾での初ワンマンライブを開催。

2018年4th Album『LOOKING FOR THE MAGIC』リリース。2019年3月から7月にかけて全国24都市28公演+アジア(香港・台湾)2公演による全国ワンマンツアー「LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019」開催。2020年2月、上白石萌音に提供した楽曲「From The Seeds」配信リリース。6月24日、完全宅録の新曲「こんな夜更けは」配信リリース。10月5th Album『Walking On Fire』リリース。

2021年6月、『風は呼んでいる / 未完成なドラマ』2曲配信リリース。7月発売の #松本隆 トリビュートアルバム『風街に連れてって!』に #南佳孝 「スローなブギにしてくれ(I want you)」カバー音源収録。8月、亀本が劇中歌にギター参加したスタジオジブリ「劇場版 アーヤと魔女」公開。

2022年1月、#スタジオジブリ『#アーヤと魔女』劇中登場バンドのアルバム作品『アーヤと魔女 SONGBOOK ライムアベニュー13番地』に参加。4月27日、サントリーウイスキー『角瓶』新TV CM楽曲「ウイスキーが、お好きでしょ」(石川さゆりカバー)配信リリース。5月、東京&大阪にて「GLIM SPANKY 野音ライブ 2022」開催。8月、6th Album『Into The Time Hole』リリース。
2023年11月、7th Album『The Goldmine』リリース。2024年1〜3月、全国23都市23公演ワンマンツアー「The Goldmine Tour 2024」開催。11月、新曲も複数収録したメジャーデビュー10周年記念ベストアルバム『All the Greatest Dudes』発売。

2025年2〜3月、全国8都市ワンマンツアー「All the Greatest Dudes Tour 2025」開催。

グリムスパンキーの音楽は純文学のようだ。音楽としては正統的なロックにとげとげしさ、苦悩や不満などをぶち込み、キャッチーかつ激しいサイケデリックロックという新たな形を打ち出したからだ。

確かに若干近寄りがたい雰囲気はあるものの、音楽に非常に真摯に向き合っているのがよく分かる。今メンバーは2人で固定されているが、2人だとむしろ相談しながら、話しながら曲作りができるわけで、むしろロックバンドがロックユニットになっていいことばかりかもしれない。

僕は2019年夏の「#ロックインジャパン」でグリムスパンキーを観たが、松尾レミさんの音や言葉へのこだわりがひしひしと伝わってきた。流行は追いかけず、自分のやりたい音楽をやる2人がどうなるのか、これからも見届けたい。

*2019年ロック・イン・ジャパンにて
(松尾レミ)ロッキンに出たのは3回目ですが、だんだん音楽も会場の雰囲気もよくなっている気がします。自分たちの色が伝わる楽曲を選んで演奏しています。私たちはよくサイケデリックロックだと言われますが、東洋のサイケデリック的なロックというところでしょうか。東洋のロックに誇りを持ちつつも、世界の様々な音楽に影響を受けています。

ただ、私たちは本物の東洋人なので深いところから音楽表現が分かります。自分たちが日本人であることはカッコいいですね。音楽としてはイギリスの音楽のようなメロディを使ったり、フランスのシャンソンのようなメロディを使ったりと、いろいろやっています。是非海外でも音楽をやってみたいですね。そのためには、ロックだけでなくファッションや文学、アートなども勉強したい。これらはすべて結びついてますからね。

いいなと思ったら応援しよう!