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芸術文化を歩く43(スメタナほか、2024.10)

2024年、 #チェコ が誇る #作曲家  #スメタナ 生誕200周年で現地はかなり盛り上がっているようで、日本でもコンサートが各所である。この日の公演はピアニスト  #出井愛 さんにお誘いいただいたが、 #ネルーダ 、スメタナ、#ヤナーチェク、#ドヴォルザーク、#マルティヌー、#パーレニーチェク とチェコの作曲家づくし。

出演者は普段からチェコやスロバキアと縁がある音楽家が多く、チェコゆかりの作曲家への造詣も深い。普段滅多に聴けない曲ばかりで楽しいし、大国に挟まれ歴史的には苦悩も多かったチェコという国の文化の奥深さを垣間見る。

試しに #昭和音楽大学 のオペラデータベースでこの日一部が演奏されたスメタナの #オペラ 「#売られた花嫁」の日本での公演記録を調べたところ、上演されたのは演奏会形式も含めプロもアマも合わせて過去10回ほどだった。数としては相当少なく、一般的に知られているとは言い難い。

それにしても、このオペラだけでなく、「#コジファントゥッテ」「#ジャンニスキッキ」などもそうだが、オペラに仲介人とか公証人とかが出てくるとろくなことがない。

公証人。その一見地味そうな存在が劇にスパイスを与えている。「売られた花嫁」もぜひ一度通しで聴いてみたい。

https://opera.tosei-showa-music.ac.jp/search/Record/WORK-00182

出演者
ルドヴィート・カンタ(チェロ)、沢由紀子(ピアノ) 、メンサー華子(ソプラノ)安藤英市(テノール)、扇田泰子(トランペット)、出井愛(ピアノ)

曲目
JKJ. ネルーダ : トランペット協奏曲 変ホ長調
B. スメタナ: オペラ「売られた花嫁」よりマジェンカのアリア、イエニークのアリア、二人の二重唱
L. ヤナーチェク: 草かげの小径にて第Ⅰ集より散りゆく落ち葉
A.ドヴォジャーク:森の静けさ
В. マルティヌー : スロバキア民謡による変奏曲
J. パーレニーチェク: チェロとピアノのためのコラール変奏曲

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