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最強のマーケター森岡毅さんから学ぶ② 合理的に準備してから情熱的に考える

前回に続き、マーケター・森岡毅さんからの学びを記載していきます。

前回の内容はコチラ
https://note.com/iwai_81/n/n0d413697b2b8

来場者数が減少していたUSJをV字回復させた森岡毅さんの考えの根本は

合理的に準備してから
情熱的に戦えないかを考える

とのこと。

これはどういうことでしょう?
https://youtu.be/VdvgbdaYNVM

USJが伸び悩んだ原因を森岡さんはこう分析します。
エンタメを楽しむ人の中で、映画を見る人は10%。かつ、関西の人口は東京の1/3。
1/3×10%がUSJのターゲットである。

当時のUSJはファミリー層に人気のディズニーと差別化するため、『大人が楽しめるテーマパーク』をテーマに作っていたそうです。

しかし、関東と関西の間には『3万円の川』と言われる交通費の障壁があるため、ディズニーとUSJは顧客をとりあわない。よってディズニーと差別化する必要はない。

たたでさえ1/3×10%の戦いをしているのに、そのターゲットからファミリー層を除いてしまっては、赤字が見えていたと。

徹底的に数学的に分析し、正解を導きだす、そこから打開策を練るのが森岡流です。
そこで、ファミリー層をターゲットにハリーポッターのアトラクションや、ミニオンのアトラクション、その他人気アニメとコラボをして大ヒット。現在のUSJがあるとのことです。

数学は世の中の構造を解き明かす鋭利で冷徹なメス
と語ります。

一方で、

冷たさだけでは人はついてこない
熱さだけでは道を間違える

とも語っています。

この言葉はとても響きました。
森岡さん自身も数々の失敗の中からこの考えに至ったとの事です。

僕自身は割と情熱的に突き進む、難しいことは考えずにシンプルに行動する時の方が成果は出やすいと感じます。

情熱は起爆剤になり、短期的な結果を追うときには効果的です。
しかし後から振り返った時に、感情に左右されて失敗したな、状況が良く見えてなかったなと反省する事もあります。

心はホットでありながらいつも頭は冷静、情熱的な自分を客観視できるくらい余裕のある時の方が、視野も広く長期的な繁栄に繋がる種が生まれることが多いです。

冷静と情熱のバランスは永遠のテーマですが、その考えを用いて今まさに結果を作られている森岡毅さんから学ぶことばかりです。

どうやったら上手くいくか?と考える時に、
・冷静に分析すること
・主観や希望的観測を取り除くこと
・客観的に捉えること
が大切ですね。

その上で、まず理論的に必ず上手くいく道を見つけます。

情熱の出番はそこからです。

ゴールに早く大きくたどり着くためには、周りの協力が必要になります。

周りの人を巻き込む力は、まずは『この道が正しい』という本人の確信で、確信があるから情熱が湧くのだと思います。

初速だけではなく、実際に行動にうつした後、結果になるまでは時間もかかりますし困難に立ち向かう必要も出てくるでしょう。

そんな時に、やはりこの道は間違いないんだと思える『根拠』はプロジェクトの支えになります。

根拠に数学を用いること。
実数で判断すること。
これ忘れずにいようと思います。

数学とは、ただ計算で合ってる間違ってるではありません。

数学の本質は、問題解決能力
情緒に流されない論理的な考え方がヒットを産む

僕は元々文学よりも数学が得意なので、数学がビジネスやプロジェクトに生きるというのはとても嬉しいです。
数学的な捉え方をもっと日常に活かすことで、いつもの景色が変わって見えてくるなと感じます。

事実は一つですが、切り取り方で2つにも3つにもなる。効果的な切り取り方をしていきます。

#マーケティング  #森岡毅 #森岡メソッド #経営再建 #長所 #自己成長

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