アテネ・熱波から山火事へ

 ギリシャ中部では6月に入ってから熱波に見舞われ、日常業務が中断される事態になっている。気温は43度になりアテネも含む全域で43になると言われていた。そして山火事が各地で発生、その勢いが首都に迫ろうとしているようだ。市民保護当局の発表は、『消防隊員510人と車両152両を動員。夜が明けた段階で航空機29機を展開する』とある。
昨年、8月29日のギリシャ山火事の時は、「EU史上最大規模」の惨事になったと伝えられたが、今度は首都に向っているということで大変なことになるかも知れない。いずれにせよ、規模が拡大する現象が今日の気候変動の特徴であると専門家は指摘している。


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