マガジンのカバー画像

HR Topics

199
HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

“雰囲気でOKRをやっている” と感じたら読んでもらいたいnote

OKRに関するnoteをいくつか書いてたら相談をもらうことが増えてきた。 相談の多くは「導入してみたけど何だかうまくいかない…」というもの。多くの書籍でも書かれているようにOKRは何度か壁にぶつかって組織にフィットしていくものなので当然なのかもしれない。 そのため、“雰囲気でOKRをやっている” という状態が続きやすいものだと思っている。ただ、OKRそのものの考え方を改めてインストールしてみると案外うまくいくことが多かったので、そのポイントを書き出してみる。 OKRとは

Candidate ExperienceとEmployee Experienceは繋がって一つのサイクルとなるというお話

働き方改革だと政府主導で日本の就労概念が少しづつ変わる中、未だ大きな変化を見られないまでも、そこには確実にウネリが生まれつつあるなと感じます。 長く働き過ぎなんじゃないか、働くオフィスは本当に必要なのか、終身雇用は終わりを告げたのではないか、いよいよ「個」の時代が来るのではないか、様々な疑問が国民の頭に浮かんだだけでも、日本国は大きな一歩を前進しているような気さえしています。 大きな個人の節目でもありましたので、最近考えている事を備忘録的に以下まとめてみました。 Cand

ベン・ホロウィッツが『HARD THINGS』で書ききれなかった企業文化|カルチャーデザイン

前著が困難に立ち向かっている起業家に大きな共感を読んで大ヒットとなった『HARD THINGS(ハード・シングス)』の著者でAndreessen Horowitzの共同創業者、 ベン・ホロウィッツ待望の新著がが10月に発売された。 同氏によれば本書は前作『HARD THINGS』で欠けていたピースを補う、むしろ中長期では最も大切なテーマだという。それが「企業文化」だ。 タイトルはズバリ 『What You Do Is Who You Are: How to Create

マッキンゼーが提唱する「らせん型組織」とはなにか?

マッキンゼーの論考「The helix organization らせん型組織」が興味深い内容なので訳していきたいと思います。  本論では、まず世界の大手企業のCEOが、事業構造の変化の激しい今のビジネス環境に対応した組織モデルを模索していることが述べられます。そして、この解決策としてマッキンゼーは「らせん型組織」を提示しています。 ではその冒頭の部分を訳してみましょう。 (始)------------------------- 我々が提唱する「らせん型」の組織はまっ

¥200

ピープルアナリティクスは従業員体験(EX)をどのように変えるか?

最近カスタマーエクスペリエンス(顧客体験, 以下CX)とならんでエンプロイーエクスぺリエンス(従業員体験, 以下EX)が脚光を浴び始めているようです。今回の記事ではEXがなぜ重要なのか、そしてピープル・アナリティクスの出現でEXに対する認識がどう変わりつつあるかを、人事領域のデータサイエンティストである私の視点で紹介します。 ブランドと消費者とのあらゆる接点が消費者体験を創り出すように、会社と求職者や従業員とのあらゆる接点によりEXは創り出されます。近年、多くの経営者たちは