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【入社エントリ】ワークライフバランスに悩んだ広報がIVRyでの挑戦を決めた理由

初めまして、株式会社IVRy(アイブリー)に広報として入社しました池田 露佳(いけだ つゆか)@ivry_Ikeda と申します。
私は前職のリクルートを2024年7月に退職し、その後数ヶ月は子供との時間を優先して過ごし、この度IVRy入社を決めました。
厚生労働省が2024年7月に発表した調査では、働く母親の割合は2023年に77.8%と過去最高になったそうです。働くママが多いこともあり、この記事では、ママがなぜ大手企業を退職しベンチャーであるIVRy入社を決めたのか?を中心にご説明します。
子育て世代の方、将来を考える若い世代の方の参考になると嬉しいです。

最初に、IVRyとは? https://ivry.jp/

自己紹介

経歴

新卒でPR会社の株式会社サニーサイドアップに入社

当時話題だった「ホワイトバンド活動」を知り、情報を届けることで、多くの人を、国をも動かすことができるPRの力に感動し入社を希望しました。サニーサイドアップでは、多くのクライアントのPRを担当し日々メディアにコンタクトし、がむしゃらに働きました。
今考えるとブランドのパーティがあったりオープンしたばかりの場所に行ったり、著名な方とやり取りしたり刺激的な生活をしていたと思います。 後半は自社広報を担当したのですが、経営陣の視点を知ることができ、会社の見せ方を考えるようになり(社員からの優しく時に厳しい目が広報に向けられることもこの時に知りました)、その後のキャリアに大きく影響しました。(途中1年間休職してアメリカのディズニーで働きましたが、長くなるので割愛します)

伊勢丹に転職しマレーシアへ

エンドユーザーに関わるビジネスでスキルを身につけたいと、伊勢丹に転職。マレーシアのKLCC店にて日本製品を扱う売り場のショップマネージャーとしてバイヤー業務やセールス業務を担当しました。広報スキル、PR発想を活かすことなどで、約1年後に売上が約3倍になる月も出るように。

リクルートで広報に

旅行・飲食・美容などの日常消費領域の事業広報を担当し、約4年後グループのマネージャーに。3年ほどマネージャーを担当した後、子供との時間を確保するため、緊急案件の少ない部署に異動しましたが、2024年7月に退職。

プライベートで6歳の男の子のママに

リクルート時代に、私の人生において、とても、とても大きな変化がありました。当時6歳(幼稚園生)の子供と一緒に住み始めました。
それまでは、夜遅くまで仕事をして、仕事のことだけを考え、休日は好きなように過ごし、仕事関連の書籍を読んだり飲んだり自由に暮らしていましたが、生活が180度変化しました。
子供は、私が産んだ母親ではないことを理解していたため、試し行動などもあり、子育ては想像する数倍大変でした(月曜日が一番体力的に辛いことも、この経験で知りました)。
当時はマネージャーだったので、ミーティングも多く、幼稚園へのお迎えに行きながら1on1をしたり、お腹が減ったと言う子供を待たせて緊急ミーティングをしたりと、仕事も子育てもうまくできないことに苦しみました。 今振り返ると優先順位を決めてタスク整理することも下手だったと思います。

当時の上司は最後まで一緒に悩み寄り添ってくれましたが(今でも尊敬する大好きな上司です)、まだまだ相手をしてほしいという子供の要望もあり、結局は退職を決意しました。

退職後は、子供の夏休みを一緒に過ごし、たくさん遊ぶことができました。一度子供と全力で向き合う時間を作ったことは良かったと思います。 大変な時期もありましたが、今では外で困った時に泣きながら電話をくれることもあるので、信頼してくれていると思います。
まだまだ道半ばではありますが。

IVRy入社の理由

きっかけ

リクルート時代にお世話になった宮田さんに退職祝いに誘っていただき、ランチを食べながら簡単にIVRyの話を聞きました。前職で、業務負荷を減らすための”チャット”による業務支援サービスを広報していたこともあり
「なんで電話なのだろう?どのような可能性があるのだろう?」
とピンときていませんでした。 みなさんも、IVRyのサービスを少し聞くだけだと、「え?電話?なぜ今?」と疑問に思うかもしれません。
私もそうでした。
その反応は理解できるのですが、結論を出すには少し早いです。 IVRyの凄さは電話を軸とした音声データとAIにあると思っています。IVRyの事業ドメイン、今後の可能性を知ると、感動しワクワクすると思います(私も詳細を把握して驚きました)。

こんな記事もあります。
https://newspicks.com/news/10433355/body/

その後、改めて広報ポジションを探していると連絡をもらいましたが、私は子育てに注力するべく、退職した身。ベンチャーは、業務量が多く短期的な結果が求められる。ちょっと無理そう、業務委託で仕事をしても入社はないだろう、と正直思っていました。

ところが、初めてIVRyに行き、慎也さんと宮田さんと話をし、2024年11月末より業務委託で働くことを決め、2025年1月に入社しました。(2人のクロージング力、凄いですw)
最終的に入社を決めた理由は下記です

IVRyが成長すると、世界がよくなる(と思った)

IVRyのコーポレートビジョンは We make "Work is Fun" from now“ 働くことは、楽しい”を常識に変えていく、 ミッションは、最高の技術をすべての企業に届ける です。

私は大学時代、国連で働きたかったこともあり、「その仕事で世の中が良くなるかどうか?」を仕事を選ぶ際に重視しています。
IVRyの場合は、日本の人口減少という課題に向き合っており、この課題には、労働力人口の減少、女性の社会進出、生産性向上などさまざまな関連課題も存在しています。 IVRyを使っていただくことで、例えば電話対応の時間が減って、自分の仕事にフォーカスし、目の前の方が喜んでくれたり、成果が出たりして、「働くことは、楽しい」と感じてもらえるようになる。
人手不足を感じている方にはもちろん、時間が足りないと困っている方の業務効率化にも繋がると思いました。

会社のカルチャー(value)作りに感動

入社の決め手となった点は複数ありますが、大きかったのは「会社のカルチャー、制度作りに注力しているCOOがいたから」です。 IVRyには、3つのバリューが存在します。策定だけに留まらず、それを浸透させ、定着させる仕組みを考えている方がいることに感動し、素晴らしい会社であるに違いないと思いました。(良いサービスを提供していても、良い会社であるかは分からないと思っています)

奥西さんに共感

CEOの奥西さんと初めて話をした時に 「それって本当に必要なこと?を考えてほしいんですよね」 と言っていたことを記憶しています。
例えば、「毎日出社をすることは、責任を果たすために絶対必要か?」 最近は、出社回帰の動きもあり、企業が出社を義務付けるメリットも注目されていますが、奥西さんは、「リモートワークでもオフィス出社でも、責任を果たせばどこで働いてもいい」と言います。自立性が求められる働き方ですが、時間が制限される身としては、リモートワークで通勤時間を削減して業務時間を増やせることは助かります。
ただ、オフィス出社のメリットもあるため、自主的にオフィスにも行くようにしています。 オフィスには行きたくなる仕掛けがたくさんあるため、出社すると楽しい気分になります。雰囲気が良く(いつもガヤガヤしている)、コーヒーを淹れてくれたり、お土産のお菓子がたくさんあったり、ボルダリングウォールだってあります。
少し話がずれましたが、奥西さんだけではなく、常に合理的に判断をしている人が多い印象です。
私が子供との時間を優先したい、夕方は夕飯作りで抜けないといけないと説明しても
「大丈夫ですよ!そうすることで何か気になることありますか?」
と逆に数名に質問されたような記憶… 元々会社の派閥や生産性の悪いしきたりのようなものは嫌いで、グローバル展開を目指す、イノベーションを起こす企業には、ダイバーシティ(DEI)推進などは必要だと思っていたので、 「自分たちも含め、多くの人が”働くことは、楽しい”と思えるようにしたい」 このような考えをサラッと言う奥西に感動し、この会社はまだまだ成長するのではと感じました。

大谷翔平だって「自分にある才能は?」と聞かれた時に「好きなことに関して頑張れる才能」と回答しています。 好きなこと、楽しいことって頑張れますよね。
私はママとして時間の制限はありますが、苦しくても乗り越えたいと思う、それができる環境・仕事がIVRyにあると思いました。
(分かりやすく言うと、貴重な時間なので、好きで楽しいと思える仕事に時間を使いたい)

入社後に感じたこと

そして現在、業務を始めて数ヶ月なのですが、入社して良かったと思っています。

  • 広報が孤独ではない
    広報部門は営業などと違い人数も少ないし、理解者がいないケースもありますが、IVRyでは全社で広報を応援してくれます。下記、IVRy広報のうとさんの記事にもありますが、皆さんslackで反応してくれて嬉しいです。

  • 市場視点で商品スペックが魅力的
    IVRyのAI技術がすごいこと知ってますか?ハルシネーション(簡単に言うと事実ではない情報を生成すること)に対する取り組みなどがあります。

  • オープンコミュニケーション
    オープンチャネルでの会話など、オープンにコミュニケーションすることで全社の生産性が上がる、という考えのもと情報は基本公開されています。どこで、誰が、いつ、何を会話しているか見えるので、心理的安全性にもつながります。人の特徴も大体slackで分かります。

  • 学びを得ることができる人が多い
    年齢に関係なく、コミュニケーションスキルが高かったり、AIを業務で使いこなすスキルがあったり、誰と会って話しても感動しています。(情報が公開されているので「この人の作った資料を見られるなんで、嬉しすぎる」と感動しています)

  • 楽しい、笑っている人が多い
    少し前ですが、こんな記事がありました。普段も笑っているし、全社イベントは全力で楽しみます。

最後に

広報PRとしては、市場に対して魅力を伝えるだけではなく、長期的に社会の流れを掴み広く情報を発信すること、サービスを通し会社の中で頑張っている人も知ってほしい、やりたいことは多くあります。 社内の皆さんからも、社外の皆さんからも信頼されるIVRy広報となれるよう、謙虚に誠実に努力しようと思います。

そして、IVRyでは一緒に働く方を募集中です。
少しでも興味を持っていただいた方は、カジュアル面談にぜひご応募ください!

また、1月31日(金)にIVRy初となるカンファレンス「シゴトシフト」を開催します。
衆議院議員 小林 史明 氏など豪華ゲストが登壇します。
IVRy主催「シゴトシフト2025 - AIで、現場が楽(ラク)になる。」
ぜひお越しください!(メディアの方のご連絡もお待ちしております)

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