オンラインフォーラム "New Green Possibilities"が開催されました
IURCは、バンコク・デザイン・ウィーク2021のもと、オンラインフォーラム"New Green Possibilities"を開催しました。このフォーラムは、タイのバンコク都庁（BMA）が実施する「グリーン・バンコク2030」イニシアティブのパートナーであるwe!park との共催で実施したもので、2021年7月19日〜30日に、Policy Talk, Platform Talk, Business Talk and Design Talkの合計4つのセッションが開催されました。
フォーラムでは、タイをはじめとするアジア、欧州の国々から、自治体政策担当者、都市プランナー・デザイナー、シンクタンク、不動産デベロッパー、学術界や建築業界など、さまざまなバックグラウンドを持つ8か国 10都市から23名が登壇し、それぞれの地域の事情を踏まえ、都市緑地活用、水害などの災害に対する自然を基盤とした解決策やその他の社会問題についての解決策に関して、数々のプロジェクトを紹介しました。Zoom、Facebook、webioを通して約1,115名が世界各地から視聴しました。
各セッションのレポートと録画映像（いずれも英語のみ）をこちらからご覧いただけます。
7月19日 Policy Talk：ハンブルグ、ソウル、バンコクの「グリーンシティ」構築の経験が共有されるとともに、都市開発における市民の参画の重要性が確認されました。
7月23日 Platform Talk：ローマ、ミラノ、ペナン、バンコクで行われている自然を基盤とした災害・気候変動適応策、市場を公共の場として利用したり、空き地を公園に転換するイニシアティブなどが紹介されました。
7月28日 Design Talk：人々の生活の質を向上させるうえで、デザインやエンジニアリングが果たす重要な役割について、気候変動、大気汚染、洪水、エネルギー、緑化など異なる分野の事例がヨーロッパ、アジアの専門家から紹介されました。
7月30日 Business Talk：不動産ディベロッパーを中心とするタイの企業から、都市緑地やスマートシティに関するソリューションに関する取り組みやより良い都市開発を導くための規制に関する提案などが示されました。
IURC では、今後も欧州と世界各地の都市をつなぐ様々なオンラインイベントを開催予定です。
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