若者が関心を寄せるSDGs、国際エデュテイメント協会が英語でSDGsを学ぶ教材の提供を開始
全国の教育委員会や学校に向けてICT教育支援や英語教材開発を行う一般社団法人国際エデュテイメント協会(本社:東京品川区、代表理事:森 俊介、以下「当社」)は、この度、Sustainable Development Goals (以下、SDGs)の成り立ちと17のゴールを学びながら自分ごとに社会課題を捉える英語教材「Thinking Critically about SDGs」の提供を開始したことをお知らせします。
SDGsは、2015年9月の国連サミットにて採択されたもので、国連加盟193カ国が2016年から2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。最近では、日本国内でも認知度が高まり、約46%が聞いたことがあると答えています。※1
また、Z世代がSDGsへの関心が高く、15~29歳では52%の認知度で、他の世代と比べ最も高い数値です。さらには、職業別では教育関係者が約60%と最も高く、様々な教科においてSDGsと関連された題材で学ぶことも増えてきています。
このような背景から一般社団法人国際エデュテイメント協会は、高校生向けに「Thinking Critically about SDGs」Book1(以下、本教材)をデジタル教材として開発し、英語でSDGsを学びながら批判的思考力やアカデミックライティングスキルを学習できる教材のデジタル版にて提供を開始しました。今後は学校現場で本教材を活用した取り組みを広げていく予定です。
【Thinking Critically about SDGsについて】
本教材は、各ゴールごとに4つのレッスンが収録されており、「ゴールの概要」「世界の現状」「日本の現状」「インタビュー/ケーススタディ」と単にゴールの知識を習得するだけでなく、世界や日本の現状を確認しながら、最終的には当事者意識を持てるような教材設計になっています。また、レッスン内にはリーディング問題や答えのない問いを用意し、自らの意見を表現することも可能です。
さらに、リリースの第1弾の取り組みとして、「IUEO 5daysサマーキャンプ 2021」を8月2日(月)から8月6日(金)までの5日間のSDGs集中英語ライティング講座を開講します。
Thinking Critically about SDGs Book1の教材概要
・収録レッスン数:28レッスン (28時間~40時間分の授業に充当)
・収録ゴール数:全7つ (SDGsの成り立ち+Goal1~Goal6)
・学習の流れ:約500語程度のリーディングパッセージを読み、語彙を練習する。その後、リーディングの内容を理解する問題や、調べ学習をするリサーチクエスチョン、また答えのない問いから自分の意見を表現するクリティカルクエスチョンが用意されています。利用する生徒は、それらの問題から自分ごとに課題を捉え、アカデミックライティングを学びながら、英語で自分の意見を表現していきます。
・対象者:英検準2級〜2級程度のレベル (学年や年齢は問いません)
・料金:
①PDF版基本パッケージ (22,000円 税込)
※アカデミックライティングの書き方説明、SDGsの成り立ち、1つのゴール(好きなゴールを選択)が収録
②追加ゴール申し込み (11,000円 税込)
※1ゴール追加ごとに基本パッケージの料金以外に上記の費用がかかる。
・教材紹介Web:https://www.iueo.or.jp/iueosdgs
【IUEO 5days SDGsサマーキャンプ2021概要】
日付:2021年8月2日(月)〜8月6日(金)
時間:10:00〜15:00
定員:30名
料金:早割 16,500円(税込)、通常29,800円 (税込)
開催場所:オンライン
詳細URL:https://www.iueo.or.jp/sdgssummercamp
1日の流れ:
- 10:00〜11:00 SDGsに関する講義及びディスカッション
- 11:00〜14:00 テーマに関する英語ライティングセッション
- 14:00〜15:00 メンターによるライティングフィードバック及び進路相談
【「Thinking Critically about SDGs」教材開発担当 佐藤祐子のコメント】
本教材をリリースできたこと嬉しく思います。SDGsは包括的に様々な社会問題について学べる良い題材だと考えています。今の時代、ものごとを論理的に考え、他者に対し効果的に表現するレトリックが必要です。本教材にはクリティカル・クエスチョンに挑戦することやアカデミック・ライティングの構成を学ぶことでそれらを身につけることができます。また、英語で社会問題について理解できるようになることが、情報化社会の中で自分にとっての「正しさ」を見極められるようになると思っています。本教材を通して、英語でSDGsを学びながら何が自分にできることなのかをたくさん考えて欲しいと思います。
【一般社団法人国際エデュテイメント協会 代表理事 森 俊介のコメント】
私自身、学生時代はカンボジアの5つの農村部で教育活動をしていましたが、その中で常に考えていたことは「自分とは何か」「社会とは何か」「幸せとは何か」でした。それまでは深く考えたことはありませんでしたが、自分が今まで体感したことのない認識の違いを感じたからこそ考えるようになりました。また、「よく社会課題を考えろ」、とよく言われますがどんな社会課題にも経済、インフラ、治安、教育システムなど、様々な領域が密接に混じり合っています。SDGsはまさに私たちの人間としての営みを包括的に捉えられた概念及び目標であり、今一度これからも人間が人間たるべく生活を営むために考えるべきテーマだと考えています。本教材を通して、一人でも多くの方々に届くことを願い、社会考えるきっかけ、自らが未来への一歩を踏み出すためのアクションを起こすきっかけを提供できることを願っています。
出典元
※1 【SDGs認知度調査 第7回報告】SDGs「聞いたことがある」約5割 2021.04.21
https://miraimedia.asahi.com/sdgs_survey07/
【会社概要】
会社名:一般社団法人国際エデュテイメント協会
代表理事:森俊介
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田4F
設立:2018年6月1日
事業内容:教材開発/制作支援・学校/教育機関向け支援
会社URL:https://www.iueo.or.jp/