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「惹き込まれる作品に出会ったからこそ」
彼女さんの読書が尋常じゃない速度で進んでいて驚愕しています。それまで年に1冊あるかないか、生活のふとした時に、本棚の新しい本を目にしたところでやっと「気になっててサラッと読んだ」との報告を受けるくらいだったのに。この1か月で7冊の報告を受けました。
これまでに12巻出版されていて、木村文乃さん主演で映像化されています。映像化されたドラマを見たことで作品を知ることになったのですが、まだ映像化されていない話もあるものの、今後の映像化が待ちきれずにどんどん読み進めているようです。報告によると、結果的に出版順に進めずに読んでしまったし、原作とドラマでは思っていた以上に相違点があるけれど、それでも、両方ともとてつもなく面白いとのこと。彼女さん曰く、読み進められている理由は単純に「惹き込まれる作品に出会ったからこそ」。
そういう出会いって奇跡的ですよね。それまでに相当な数の作品を見ても、その全てに思い入れられないのに、この短期間でその世界に没頭するほど惹き込む魅力が詰まっているんですね。事件なんて身近に起こらないし、原作の舞台や背景にあまり知識や固定観念が無いからこそ、感動や驚きに、より振り幅が生まれるような気もするし。おそらく彼女さんの脳内では木村文乃さんが演じている姿も視えてますよね。原作派とドラマ派。どんな作品にも生まれる派閥ですが、その両方を楽しんでいる彼女さんは作品を、倍に楽しんでいるようでとても羨ましい。
また、「Nのために」「聖女の救済」「その女、アレックス」「殺人分析班」と確かに、本棚には彼女さんが夢中になったドラマの原作本が多い気がする。彼女さんはもともと「強い女性像」に惹かれるところもあったりするんですが、自分もかっこいい同姓に会うと心底かっこいいと思いますね。
殺人分析班を読みつくしてしまったら、そのとき彼女が次に追いかけるのは、姫川玲子だそうです。やっぱりかっこいい女性だ。