【Day11】「国語力」は訓練
国語が得意だから、文系ではない
国語が得意だから、日本文学専攻したのではない
本が好きだから、日本文学専攻したのでもない
昔から「国語」が得意だったわけでもない
小学2年生のころ、国語のテストで28点を採った。
勉強では怒らない母も、怒った。
泣きながら、一緒に問題を解いていったのを覚えてますが
基本的に文章を読むのが苦手で
絵本すら読まず大きくなった子供は
高校生になっても国語は苦手でした。
大学には元々行く気がなかったので
大学受験用の勉強もしてこなかったこともあり、
文系の中で国語がすごく足を引っ張っていました。
予備校も通っておらず、
放課後、学校が開催している講習会「現代文」「古典」
「英語」に参加して、受験対策をしてました。
本嫌いで文章に慣れていないため、読むのも遅い。
本文読むのが遅いと、問題回答の時間が少なくなる。
ひたすら問題集を解き、
高校2年の終わりに、公文に半年ほど通い
本当にひたすら解いた。
大学に入学してからは、負けず嫌いが顔を出す
大学に入学すると、
周囲と圧倒的に読書量が違いすぎて、
話についていけないこともありました。
特に、児童書エリア
もう小学校時代には戻れない(笑)
くやしい!!
でた!私の根底にある怒りのエネルギー(笑)
そんな私がしたことは、
講義中、教授がオススメした本はすべて読みました。
大学図書館で借りたり、自分で買ったり。
往復4時間半の通学時間は、ほぼ読書。
そんな感じで過ごしていたら・・・
小さいころからの「読書遍歴」をレポートする授業で
生徒の中で読書量が一番だったという結果に。
大学1年生のころ、知ってる作品すらなかった私も
大学3年生くらいになると、周囲とも馴染んでいました!ぱちぱち
「文章を書く」ということを得意と思ってもらえることが
社会人になっても多かったですが
それは、圧倒的な訓練量だと思ってます。
法律4年間勉強して、弁護士になる人もいれば、
物理学を勉強して、世の中のためになるものを開発する人がいる。
私はただ、文学に触れて、日本語に触れた時間が4年間。
おわりに
国語力は訓練次第でいつからでも、いくらでも、上昇する。
社会に出てから
一番使用するスキルは「国語力」だと思う。
それって、相手の思いを理解するちから。
そして、自分の思いを言葉にするちから。
コミュニケーションとは、
「人の話を聞く力」だと最近思うようになりました。
新卒で社会に出たとき、
人当たりのよい人が、いろんな人と会話してるとき、
コミュニケーション力すごいなぁってずっと思っていた。
だけど、時を経て、
今ではそういう人に憧れはなく、
「きちんと話を聞こう」とそれだけ思うようになりました。
これは前職場にいるときに気付いたことでした。
つい最近のお話です(笑)
「聞く」ということは
読解力が必要になります。
国語力を磨くということは、
コミュニケーション力を磨くことにもつながっている。
着地点が思わぬ方向に向かって
おどろいてます(苦笑)