#64・65 ラーゲリより愛をこめて
映画って、その時間に没頭できるから好きです✨
さくっと感想です☺️
「逆境の中で、どう生き抜くのか」
戦争という、自分ではどうすることもできない時代の影響を受けた人たちそれぞれの生き様が
映画を通して、現代を生きる私たちに深いメッセージをくれます。
辛い環境に置かれても、人間らしく、自分らしく生きるとは?
映画では、第二次世界大戦、日本が敗れ、捕虜としてロシアの収容所に収監された人たちが、帰国するまでのストーリーが描かれています。
帰国するまで10年もの月日がかかります。
人間としての尊厳を傷つけられ、極限状態にいる日本兵たちが、
その場所にいながらも、生きる意味を互いの存在から気づき、変化していきます。
現実は、生きるか死ぬかという状況だと想像すると、もっと泥臭いことがたくさんあるはずだと思いますが、映画ということもあり、きれいに見せてくれているなと感じました。
映画を見て、私が感じたことを書きます☺️
「生きる」とは
希望がないから死ぬのではなく、「生きる」から希望が見つかる。
だけど、それには ただ「生きる」だけではなく、自分の中の「灯」が大切。
どんなに苦しくても、それを失わないのが人間である。
何よりも大切なことは、
地位や名誉や権力ではなくて、
道義
誠
真心 と山本さん役の二宮くんがいいます。
だからこそ、人は尊い。
私たちは生かされているんだけれど、「生きる」ことを選び、それを決めている。
1番心に残ったセリフは
「ただ、生きているだけじゃダメなんだ」
松坂桃李さんが言ったセリフでした。
あの環境では生きているだけでもいいはずなのに、自分を変えたいと、行動に移した時のセリフでした。
ネタバレになるのであまり言えないですね💦
後半はずっと涙が溢れてきて止まりません。
まだロードショー終わってなさそうです!
気になってて観てない方は是非!!