感覚の温度差
先日、ももまろ うめこさまの記事を
ちゃりれれさまがXで引用されていました
いつも感銘を下さるお二人に
感謝しております
いくつかのやり取りから
昨年あった出来事を思い出しました
皆様それぞれに
考えや言い分、思いはおありのこと
推察いたしますが、後々
言論の自由から逸れた展開になることを
あらかじめ、お断り申し上げます
私なりの解釈ですが
言論の自由とは
考えを忖度なく表現できる権利
だと、認知していました
賛否有る前提が故に
様々な意見、思考を学ぶ機会にもなるとも
だから
自分の考えと相違することを
攻撃するのとは大きく違うと思います
ここで昨年の出来事・・・
私たちは電話で商品販売をする
オペレータ業務員です
PCは貸与されず
少ない情報しか記載のない
紙ベースでの作業と
商品ごとの単価
割引率、運送便の割り振りから
到着日程、時間指定
温度帯の違う商品の配送
支払い方法
お客様の在住地ごとで到着日程の調整
などなど・・・
顧客と会話しながら
全てをそれぞれ違う記載用紙と首っ引きで
同時進行します
そして
課せられたスクリプトを
一言一句全てお客様に
お話しし、了解を得なければなりません
(これはあくまで、一部列挙)
当たり前のことではありますが
時に分かり切ったこと
お互いにしっかり認識できていることは
省ける柔軟性があって欲しい(希望)
定期的なお取引がある顧客は
うんざりすると立腹なさるくらい
何度も何度も同じことを
確認する必要があります
なぜなら・・・
返品や取り消しを避けるためです
しかし
いったん出荷された商品は
その会話を盾に
何が何でも受け取ってもらえ!
要するに、返品、キャンセル「ゼロ」
という、上席の評価のためにです
これだけのことを
こなしながらですが
どれだけ慣れていても
間違いが発生することがあり
それを防ぐために
手書き伝票のチェック
伝票裏面に電話対応された方の名前と
電話番号を記載
日報への転記チェック
日報と伝票を照らし合わせ
間違いなければ、マーカーチェック
これらが間違いなく記載されているか
チェック表の記載
(間違いがなかったと
誓約書みたいなものを書かされます)
発送が2週間以上先なら
発送前確認票の記載
その伝票をもとに
発送1週間前には
商品購入意思再確認の電話を入れる
OKなら約束日に出荷
連絡が取れなければ
お客様の意思確認が取れなかったと
注文を勝手に取り消します
(恐ろしいでしょ・・)
とてつもない自己中です💦
と、まぁ
ここまでが私たちの仕事
煩雑で、本来の業務を圧迫
かえって、ミスを犯しそうになるレベルです
人は思い込みがあり
初見をミスると全て正しい間違いを
繰り返します
防止のために上席が録音や
伝票チェックをする業務があるのですが
他部署に丸投げ
他部署が会話の録音チェックをし
また他の部署が
伝票チェックします
それでもミスが発生しうるのです
ある職員さんが
契約締結した顧客とは違う
一行下のお客様に
商品発送手続きをする
ミスが発生しました
多店舗にいる部署の最高責任者から
𠮟責の電話が入り(らしい)
パートスタッフさんが
ひたすら平身低頭していました
(上席である所属長は居留守を使います)
その後、内容が所属長に報告され
ミスをした同僚はネチネチと
批判されました
「あんたのせいで
こっちが、すごく怒られたんだからね」
と、のたまうたそうです
<私の心の声>
イヤイヤ、あんた
苦情電話同様、いつものように
居留守使ったじゃん
キツイ思いしたのは
先日、いびり倒して
退職に追い込んだ
パートスタッフさんやんか・・・
翌日の朝礼では
名前こそ言わなかったが
この件を長々しつこく
私たちに注意喚起し
「迷惑かけるの、やめて頂戴」と
締めくくった
「こんなことが再発しないよう
更に確認書類増やさなきゃ」
と、つぶやく始末に
「えーまた書類が増えるのぉ」
おもわず愚痴る私たちに
ミスをした同僚が
私のためにご迷惑をおかけして
すいませんと
誤って回る事態・・・。
みんなは、気にすんなと
慰めていたけど
私は、少し考えが違った
すっかり意気消沈し元気がなくなった
彼女に慰めではなく
こういったの
〇〇常務が𠮟責したのは
あなたのミスではないよ
これだけの防止策を講じても
アクシデントはある
ゼロを目指して努力はするけど
同一人物の精査には
思い込みの見逃しが発生するから
他人物がチェックをするのだよ
上席や他部署のチェックが
機能しなかったから
防止できず発生した事象で
それを
厳しく諫めたのであって
あなたのことを責めたのではない
もちろん、ミスを犯さない前提で
これからも仕事をしなければならないけれど
あなたが縮こまって皆に謝ることではないよ
私たちの誰もが
いつでも当事者になり得るのだからね
その証拠に
〇〇常務はあなたには何も言ってこないでしょ
上席は常務の意図するところを理解できず
矢面にパートスタッフさんを
立たせて、自分の適当なチェックを
棚上げした
あの人は自分への評価が
最優先事項で顧客や私たちのことは
蚊帳の外で物事を考える
常務が言いたかったこととは
大きくかけ離れている
・・・と、言ったけど
慰めになったかどうかは
分からない
ただ、彼女の気持ちが
少しでも軽くなればと
思うのみです
過去職(管理職)での経験と
役付きのお偉いさんの考えは
秘書として推し量って
行動してきたから
あながち間違ってはいないと
思うんだよね・・・
発する言葉は自由だけれど
同じ諫めるにしても
奮い立たせるとか
元気に再挑戦する気にさせる
秘めた能力を大きく引き出すきっかけになる
また
選び方ひとつで
どんな武器より癒せないキズを
負わせることになったり
人を「うつ」に追い込んだりする
言葉には魂が宿り
自由には重責がある
表現の自由とは
嘘や情報操作のための方便ではなく
誰かを追い詰めたり批判することに
焦点を置くことでもない
権力や差別に対抗する手段であり
持たざる者の最大の武器であるはず
だと、思っています
偉そうなことばかり並べましたが
失言や失敗が多いのも私
謝る勇気と訂正する正直さは
ちゃんと持ち合わせています
そのおかげで
「正直者がバカを見る」的な事が多く
痛い思いも多々あり
不器用に生きています(笑)
結局、新年早々
会社の愚痴じゃん
相変わらずで
すいませーん