「心地よい空間」を「邪魔しない」接客サービス
今回は私の理想のサービスに挙げた5つのサービスの一つ、
「邪魔をしないサービス」について書いていきたいと思います。
ゲストがお店に入ってこられたら、まずは「洞察力」でゲストの情報を集め、ゲストの信頼を得る為に接客サービスを進めていくわけですが、その際に必要な要素として「邪魔をしないサービス」が挙げられます。
「邪魔をしないサービス」とはどんなものか。
それは「ゲストにとっての心地よい空間を壊さず、環境の一部に溶けこむ」サービスです。
以前の記事で、サービススタッフは承認欲求を求めてはいけないと書きました。
ゲストにとっては、食事の場は時間を共有したい人達と楽しく食事をしたり、話をしたりする「心地よい空間」。
お店も料理もサービススタッフもその空間を演出する「環境の一部」でなければいけません。
私がサービススタッフの基本として挙げるものに「身だしなみ」が入っている理由もここにあります。統一感のある身だしなみは、環境の一部としてのサービススタッフには必要な条件です。
そしてその「ゲストにとっての心地よい空間」を「邪魔をしないサービス」が必要になるわけです。
では、「邪魔をしないサービス」を遂行するためにはどんな事をしていけば良いのでしょうか。
私の中で大切だと考えるのは
ゲストの時間と空間をコントロールする。
存在感のメリハリ
視界から消える立ち位置
ゲストとの駆け引き
この4点だと考えています。
次回以降にこれらを詳しく掘り下げていきたいと思います。