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潜伏期間7年、ぬるま湯に浸かって4年。やっと目が覚めた50歳の挑戦!

入職して一週間。うち出勤4日目の朝。

早速、うつ病再発しそうな気配。考え込んでしまい「休みたい」「いきたくない」

うちを出ようとすると涙がぽろぽろ。それでも「いかなくちゃ」と自分で自分に「頑張れ」とエールを送ってバスに乗り込む。

バスセンターに着いた。行きたくなくて反対方向に歩いて喫煙所へ。

出勤する時間を気にしながら、どうしても行けない。行けなくて座り込んだ。

涙がまたあふれて、どうしたらいいのかわからなくてうろうろ。

時間だけがどんどん経っていく。意を決して電話をかけた。

「すみません。腰が痛くて・・」

「気分が悪いのね」と。

すんなり欠勤させほしいという申し出をすんなり受けてくれた。

「ほっ」とした。あとは母がなんというか。

がみがみ言われるだろうな。何て言おう・・。

「もうやぶれかぶれだ!」うちに帰ろう。

案の定怒られて、嫌味を言われた。

だけど今日を休めたことが嬉しくて「明日はいこう」とこたつに潜り込んで寝た。


明日がきた!
気合をいれて出勤。制服に着替えてドキドキしながら職場へ向かう。

直属の上司にまず一言。

そして頑張った。とにかく頑張った。でも・・。

腰がかなり痛くなってきた。じつは私は腰部脊椎管狭窄症。

このことは隠していたので、口に出せず黙って我慢した。

翌日、やばいほど腰が痛い。ついでに行きたくない病。

都合のいい理由を思いついた。

そうだ整形外科に行こう!そんな安易な理由。

「整形を受診しようと思いますが午後からの出勤でもいいでしょうか?」

今度は非常に感じ悪く怒ってる様子。

整形を受診してレントゲンを撮られて診察で言われたこと。

「少し休んで安静にしていた方がいい」と

ちょっと嬉しかった。なぜなら「休む口実ができた」から。

「どのくらい休んでた方がいいですか?」

「一週間くらいかなぁ」

そして職場へ連絡。

「お仕事的にはどうなの?」と

「今はわかりません」

怖かった。怖くて震えた。そして落ち込んで震えて涙がこぼれた。

「クビびなるかも」

診断書が必要とのことで主治医に書いてもらった。

それを見て更に落ち込んだ。

今回の病名は腰椎椎間板変性症。すぐさまguguってみた。

完治はしないよう。腰に二つも病名がついた。

頭の中であの言葉がよぎった。

「お仕事的にはどうなの?」


怖くて落ち込んで、安易な行動をとってしまったことを悔やんだ。

後の祭り。

もうどうにでもなれ。

明日はいい天気。

続く

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