契約の内容よりも”数”!
おはようございます。
木曜日7時は、不動産の仕入営業にむけて、ヒントになる記事を発信します。
パソコンの充電器を無くして、充電が残り20%です。
マッハで書き上げますから、誤字脱字はご愛嬌で。
はじめは、とにかく契約”数”
わたしは、若い頃からチームリーダーを任されたこともあり、とにかくアドバイスや仕入の指導をする機会がありました。
社会人1年目の部下に対しても、「どうすれば、仕入営業として、すぐに一人前にさせてあげられるか?」と考えたものです。
で
でた結論が『とにかく契約”数”を経験させる』でした。
仕入れた場所とか、利益とか、内容とか、関係ありません。
なによりも重要なのは、「契約した」という経験です。
極端な話、赤字が出そうな現場でも、とっとと「買わせる」が大切だと思っています。
なぜか?
「契約した新人」と「契約していない新人」では、成長速度が、段違いなんですよね。
仕入営業って、契約しないと分からないことがたくさんあって…
たとえば、契約書のやりとり一つ挙げても「言葉の伝え方」「ニュアンス」を工夫しないと、相手とトラブルになって、契約がブレイクします。
建売が始まれば
設計とのコミュニケーションがいかに大切かが分かるし、一人では、どうにもできない問題にも直面”できます”。
これは
「こういうトラブルがあるから、気を付けろ」と上司が教えても学べることではなく、実際に怪我をするから学びになるのです。
怪我をするからこそ、「危機感」「恐怖心」が生まれて、ミスを減らすために仕事に真摯に向き合うようになります。
小さな現場でも、利益があまり出なそうでも、とっとと「契約をする」をすすめます。
就職活動中の大学4年生にも、「契約できる会社に就職するべきだ」と言いました。
丁寧に教わって、1年後に仕入契約できる会社より、怒られながらでも1ヶ月で契約させてもらえる不動産会社が、仕入営業にとっては”恵まれた職場環境”だといえるでしょう。
はじめは、契約”数”です。
とっとと契約してください。
実体験
別記事にもありますが、わたしは、はじめての仕入会社では”ドベ”でした。
契約が、一番遅かったんです…。
同期にバカにされながらも、ひたすらに情報を集めて、半べそかきながら契約を目指していました。
でも
やっぱり1件でも契約ができたら、狂ったように契約ができるようになりました。
自信がついたのか
コツを掴んだのか
とにかく「契約できた」という経験は、武器になります。
ある日
大手仲介の事務所へ仕入契約に言った時のこと…通された一室では「同い年の営業マン」が、お茶出しをしてくれました。
「あ…大手企業では、同い年の営業マンは、まだお茶出しをする時期なんだ」と記憶にあります。
こちらは、契約書へ「押印」あちらでは「お茶出し」です。
なんのために、不動産会社に就職したのか、身をもって実感しましたよ。
”お茶出し”のために就職したんではない。
”飛び込み”するために就職したんではない。
『契約して、稼ぐ』ために就職したことを忘れてはいけません。
セオリーも、社内マニュアルも関係ありません。
学校じゃないんだから、人の道を外れなければ、多少のルール違反はアリです。
怒られて契約できるなら、わたしは進んで”怒られます”。
新卒1年目で、電話越しに、むかついた大手仲介会社とは、怒鳴り合いの喧嘩もしました。
とにかく契約”数”にこだわるべきです。
契約した間柄は、根強い。
契約”数”をこなすと、なにがいいかって、「関係値が深くなる」があります。
3年前に契約した大手仲介と、たまたま出くわすことがありまして、「あ!3年前に契約させてもらいましたよね?」と、あちらからお声がけ頂きました。
大手の仲介ですから、多くの人と取引しているのに、わたしを覚えてくれていたんです。
契約すると、根強い関係性が生まれるので、イメージでは「指数関数的」に契約の数が増えると考えられますね。(また、物件紹介をしてもらえるのです。)
いくら査定したからって、いくら遊んだって、契約には叶いません。
契約”数”にこだわりましょう。
まとめ
やばい,,,
パソコンの充電が切れそうです。
とにかく、新人に伝えたいのは「契約”数”にこだわれ!」ということです。
実は「契約を狙う」って、意外と面倒なことがおおくて...
仲介との交渉では、言いたくないことを言わなくてはいけなかったり、社内で「なんとかお願いします」と頭を下げなくてはいけなかったり。
ガラの処理や解体は神経質になるし、隣地問題だって潜んでいます。
ようするに
契約を狙うって、億劫(おっくう)になるんです。
「契約したいです」と言いながら、心の奥底では逃げてる仕入営業って、結構います。
だって
契約しないほうが、隣地とのトラブルは起きないし、周囲との摩擦も起きない。
契約できずに、社内で詰められてるほうが、実は気持ちが楽だったりするんですよね。
無意識に、「契約から逃げる」って感覚が芽生えたりもします。
まあ、このへんも、契約しなくては分からないことなので、とにかく契約してみて下さい。
新人には、特にそう思います。
近年、草食系男子が増えている中で、いかにも「肉食的」なアドバイスでした。
では、また来週!