宅建の分析と感想
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さて
みなさん、2024年度・宅地建物取引士の試験お疲れ様でした。
私は、速報をもとにおこなった自己採点が38点でした!
予想合格点が36点〜37点なので、おそらくマークミスが目立たなければギリギリ合格しているはずです。
土地の仕入という仕事を始めた時から、「宅建は必ず取るぞ!」と決めていたのですが、気が付いたら試験を受けるのが10回目に突入していました。
10回目ですよ?
何回受ければ、気が済むんだって話ですよね。
宅建を受ける中で、はじめて自己採点が予想合格点を超えたので、結果発表のある26日をワクワクして待っています。
1回目の宅建は、記念受験みたいなものです。
ほとんど勉強せずに、運任せでマークシートを黒塗りしました。
そこからは、自分に甘く、ゆるゆるな勉強を5〜6年続けてますが、全く受かる気配がありませんでした。
何回も落ちるので、よく、周りには笑われていました。
初年度は、ほとんど運任せといったところ。
2年目、3年目は、少し勉強。
4年目は、学校に通いましたが、遊びの誘惑に勝てずに、途中で投げ出してリタイヤしています。
さすがに取らないとまずい...そう思って独学で全力で勉強に臨んだのが8回目9回目です。
ただし、それぞれ1点届かずに不合格というオチでした。
毎年受けていれば、宅建に関する知識が蓄積されて、どんどん受かる可能性が高くなるって思いますけど、そうじゃないんですよね。
確かに、毎年受けていれば、基礎的な知識は身に付いて、テキストに書いてある内容は理解できるのですが、試験に合格するには基礎知識を前提とした応用問題を、素早く、正確に回答しなければいけません。
半年も手をつけないと、ほとんど忘れてしまうし、試験直前期には、遊びを我慢して追い込む必要があります。
「去年頑張ったから、今年は少しの努力で受かるだろう」と考えていたら、私みたいに何年も落ち続けるので、みなさん気をつけて下さい。
【私なりの勝因と分析】
はじめに書いたように、去年の余韻をあてにすると、何度も再チャレンジしても受かりません。
今年1回で終わらせる!という覚悟と気合いが必要です。
落ちてもまた受けられる、という甘い気持ちは捨てないと、遊びの誘惑に負けます。
現に、わたしは、今年は金を払ってでも学校へ通おう!と決意して、授業もほぼ出席しました。
つまり、まず受かるために必要なのは、マインドセットです。
今年受からなければ、不動産業界からは去る、くらいの覚悟をもつことをオススメします。
次に、受かるためのポイントです。
宅建業法の問題の内、9割を正確に解き、法令上の制限で7割、税金等を3問中1点〜2点獲得することが合格に必須だと、よく言われています。
民法は、出題される問題が読みづらいのと、過去問を解いていても本番で解けるような問いが出てこないから、費用対効果が薄い。
こういったコツを素直に受け入れて、宅建業法と法令上の制限を限界までやりこみました。
宅建業法の罠だと思っていることを伝えると
テキストに書いてある内容を理解しても、過去問集以外に手を出してみて下さい。(違う会社の過去問や模擬試験など)
案外、間違えます。
分かったつもりでも、違う角度やヒッカケのパターンがたくさんあるので、本番直前でも間違えたりすることがあるんです。
これが宅建業法の罠だと思っています。
落ちた年は、ひとつの過去問集を3回繰り返しただけで、理解した気になっており、いま思うとやり込みが足りなかったと感じます。
今年は、模試で、初めての問題に触れ続けたり、自分でヒッカケ問題を作って、友人にクイズを出すなど工夫をおこないました。
本番では、それでも宅建業法が16点しか取れなかったので、いやゆる不合格の得点の取り方なのですが、民法で14問中9点ほど正解していたのが救いです。
なぜ民法で高得点がとれたのか?
ずばり、宅建業法と法令上の制限をやり込んだから、です。
どうゆうことかというと
わたしはまず、法令上の制限→税金→宅建業法→という順番で解き始めるんですが、ここの分野をやり込むことによって民法に時間をかけられました。
民法は、何を言ってるかよく分からない問題が多いのですが、時間をかけると正解できます。
たとえば
問いに対して、倫理観や道徳心をたよりに、4つの選択肢のうち2つは消去できたりします。
また、4つの選択肢のなかに「◯は×である。」と「◯は×ではない。」という選択肢があった場合は、相反することを言っているから、片方は正解で、もう片方は不正解だ、と考えることもできますね。
また
回答で3番をマークすることが極端に少なかった場合には、分からない問題で3をマークしておけば正解する確率は上がります。(毎年、正解の選択肢は、1から4にバランスよく平均的に散りばめられているようです。)
自分の回答の統計をとる時間を確保するためにも、宅建業法などを解く段階でスラスラと正確に回答する必要があるのです。
そんなこんなで、みんなに笑われながらも諦めずにチャレンジし続けて掴み取った38点で、今年の宅建試験を無事合格でおわりたいと思っています。
また正式に結果をお伝えします。
宅建チャレンジする方は、参考になるかはわかりませんが、わたしなりの分析をもとに、来年頑張って下さい!
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