「加齢臭」だけじゃない変わる男性の体臭。対策方法も変わる
こんにちは!
itten cosme(イッテンコスメ)お客様センターの山口ゆりです。
今では日常会話でも使われる「加齢臭」
2000年に『資生堂』が臭いのもとになる物質「ノミナール」を発見し、その臭いを「加齢臭」と命名したそうです。
「加齢臭」という言葉が誕生してまだ21年しかたっていないのは驚きです。
21年で「加齢臭」という言葉がこれほど浸透したというのことは、それだけニオイに関心のある人が多いということになりますよね。
では、ニオイは加齢とともにどのように変わっていくのか知っていますか?
男性のニオイには「加齢臭」の他にも「汗臭」「ミドル脂臭」とあり、年代によって分類されるようになりました。
今回はそんな年代別の男性のニオイの特徴をお教えします!
あなたの気になるニオイはどこに分類されるか当てはめてみてください。
◆幅広い年代でみられる「汗臭」
「汗臭」の原因は文字通り「汗」です。
もともと汗にニオイはありません。
その汗が臭う原因となるのが、汗腺の衰えや食べ物などで汗そのものが臭くなったり、ストレスや疲れによって血液中のアンモニア濃度が高くなることで臭うことがあります。
なかでも一番の悪臭は汗と雑菌が混ざり合ったときに出るニオイです。
汗をかいた瞬間は臭いませんが時間が経過すると臭ってくるのは、雑菌と汗が反応して「汗臭」になるからですね。
「汗臭」はツンとした酸っぱいニオイで10代から30代半ばくらいに強くなります。
たくさん汗をかいた時は放置せずに、ニオイ対策を万全にしておきましょう。
◆女性に嫌われる「ミドル脂臭」
発生しやすい年代は30代半ばから40代。
汗に含まれる「ジアセチル」というニオイ成分が原因で、古い油のようなニオイがします。
このニオイは、男性は自覚にしにいくく、女性が気づきやすく不快に感じるニオイというのが厄介なところです。
男性が特に気をつけないといけないのが「ミドル脂臭」かもしれません。
「ミドル脂臭」は頭頂部と後頭部でニオイが強く発生するので、男性の方は、よく汗をかく部位が「ワキ」から「後頭部や首の後ろ」へと変わってきたら要注意!
普段使っている枕を嗅いだり、頭皮を指で擦って嗅いでみたり、日頃のチェックを心がけてください。
◆スメハラにもなりかねない「加齢臭」
加齢臭とは文字の通り加齢によって発生する中高年特有のニオイ。
40歳を過ると増え始める「ノネナール」という物質が原因で、50代半ばになると本格的に発生します。
ニオイは多少違いもありますが、枯草やブルーチーズ、古い本のようなカビ臭いニオイと言われていますね。
特徴は体の一部から発生するのではなくて、胸や背中を中心に全身から出ているということ。
急に強く発生するものではないので、鼻が慣れて自分では気づかないというのがほとんどだと思います。
知らず知らずのうちに周りの人を不快にさせないためには、40歳を過ぎたら「自分も加齢臭が出ているかもしれない」と想定することが大切です。
是非、下記対策も参考にしてください。
◆まとめ
体臭は年代によって異なることが分かりました。
ニオイは年齢が上がると臭くなると思いがちですが、一概にそうとは言えずどのニオイも嫌な臭いに変わりません。
10代や20代は、酸っぱい「汗臭」
30代~40代は、脂っこい「ミドル脂臭」
40代以降は、カビ臭い「加齢臭」
どの年代も、日頃から自身のニオイに気を使い、周りに迷惑をかけないようにすることが大切ですね!
itten cosmeお客様センター 山口ゆり