ストレスを緩和する(コロナ手洗い編)
感情の学校を主宰させていただいている私ですが、看護師をしていました。
なかなか患者さんに人気の看護師だったのです。自分で言うと怪しさ満載ですね。
さて、今日のメッセージは「見えないものを見よう(知ろう)」です。
新型コロナウイルスが世界で猛威を奮っています。人類が初めて出会うウイルスで、免疫力(防御力)を全く持っていません。人間の体はウイルスが取り付いたことに気づかず、体内での増殖をうっかり許してしまうので脅威となっています。
ドイツのメルケル首相はドイツ国民の60〜70%が罹患するだろうと話しています。イギリスは最悪80%のイギリス国民が罹患する想定で計算されています。日本でも感染者が増大してきました。
なかなか怖い話です。何が怖いかって、その一番の怖さは相手が見えないこと。そして死んでしまうかもという情報だけ聞かされていることです。オバケがどこにいるのか全くわからない、お化け屋敷に放り込まれたようです。でも、相手を良く知れば、恐れは和らぎます。お化け屋敷も、中にいるのはロボットかバイトのお兄さんだと思えば怖くなくなりますね。今回は、コロナの恐れを和らげるために知性を使いましょう。
コロナウイルス は脂質性の幕(エンベロープ)で出来た微小な球体です。球体にツノがいっぱい生えていて、こいつが人間の細胞に取り付くという代物なのです。感染経路は接触感染、飛沫感染、エアロゾル感染と言われています。感染予防にはこれらの経路を遮断すればいいことになります。
画像引用:国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html
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防衛対策は、3つ。
1. 手を洗うこと
2. ウイルスを壊すこと(不活化)
3. 自分の体につけないこと(吸わないこと)
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具体的に、出来ることに集中しましょう。
私たちが一番管理しやすい感染ルートは「手からの目・鼻・口」です。
このルートをシャットダウンすることがとても大切になります。あまりにも基本的ですが、それほど手洗いが重要なのです。
石鹸を使って、二度洗いして下さい。
洗い方は様々なサイトに紹介されていると思います。指先を洗うことが大切なので、どうぞ手もみ洗いをして下さい。手のひらの窪みや指の側面も忘れがちになるので注意が必要です。手首までしっかり洗いましょう。
洗うタイミングが大切です。
特に「帰宅後」「トイレ後」「食事前」です。
帰宅後は部屋のスイッチや扉のノブを触る前に、速やかに手を洗うようにして下さい。洗う前の手に、ウイルスがついている可能性があるからです。
トイレからの感染も注意が必要です。
ウイルスを口に入れないようにするために、食事前も手を洗いましょう。
手洗いの後のケアもしましょう。
小まめに手を洗うことは大切ですが、洗いすぎると手が荒れます。
荒れた皮膚は感染しやすくなりますので、手荒れをしないようにハンドクリームを併用することもわずかなことですが大切です。
もう一度書きますが「手指からの目・鼻・口」をブロックすることです。
ハンバーガーショップのポテトやナゲット、パンやピザなど、手で持って食べる食品には細心の注意が必要です。
今日のところはここまでにしまよう。
次回は「知ることがストレスを緩和する(コロナ消毒編)」です。