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「涼宮ハルヒの劇場」ネタバレ感想


こちらではお久しぶりです。
最近はしずかなインターネット(https://sizu.me/polaris)の書きやすさと気楽さが好きで、ずっとそっちばっか更新してました。元気です。

それはそれとして
ハルヒ新刊発売!!めちゃくちゃ嬉しい!!!面白いし古長もいっぱいある!!最高!!!!!
…という喜びが止まらないので、感想という形でここに示しておこうと思います。


古長に特化した「劇場」の感想


※「涼宮ハルヒの劇場」の完全なネタバレ
※古泉×長門のことばっかり
※ファンタジー篇、ギャラクシー篇、ワールドトリップ篇のカクヨム先行公開分はしずかなインターネットの方で書いていたので、ここにはワールドトリップ篇の途中からと、全体的な感想を書いていこうと思います
※古長フィルターが外せないので勘違いしているところがあるかもしれません


・カクヨムで読んだときに見たいと思ってたダークスーツSOS団の挿絵がある〜!かっこいい!
アンニュイなみくるちゃん素敵…
隠れちゃってるけど古泉の姿も見たかったな、一人だけ帽子かぶってるし

・いきなり自分にポーカーのプレイヤー役が回ってきてちょっとびっくりしてる長門かわいい

・「スターリングインフェルノ」を忘れてるキョンたちに「エェ…」となった。長門すら思い出せてないし…

・どっかで観たことのある映画シチュが続々。楽しそうだけどこれだけ色々あるってことは、この世界に閉じ込められて年単位経っててもおかしくない感じがしてこれまた怖い

・西部劇ではシステムバスだったのに海賊船のシャワーは原始的なのね

・ビスケットをチョップで割っているハルヒかわいい

・古泉が雪山と同じ推論を立てていて繋がりを感じた。量子化された本体だから同じような考え方になるのか…コワ

量子論からずっと古長のターン!

・長門「マシ」→古泉「では量子ライクということで」の、ちょっとくだけた喋り方をする二人が好き

・キョンに量子化について質問されて、視線を交差させる古長たまらん。そして説明を即古泉任せにしようとする長門、ズルいような古泉を頼みにしているようなロリかわいさがある

・好奇心で小学生みたいに目を輝かせる古泉…長門とアカデミックな会話をするとき、古泉がイキイキして楽しそうで安心する。長門が質問にちゃんと答えてるのも良き

・現実の記憶を思い出そうとして止まっちゃった長門を心配する古泉のシリアスな「長門さん?」を小野Dの演技で聞きたい。その後の〝安堵したような笑み〟も見たい

・再び世界が変わって記憶を操作されても、ページの切れ端が長門の読んでた本だってすぐ気づいて尚且つマストの下でそれを読んでいた長門を覚えている古泉……古長では?(幻視)

・神話世界、まさかの虚構の三重構造

・やっぱり古泉に量子化の説明をさせようとする長門と、それに対して〝眉をひそめる〟という素直な反応をする古泉にニヤニヤした。負の反応を返せるくらい気心が知れてる感があっていいな

・量子論の説明、実は「劇場」の参考資料に載っている『文系のためのめっちゃやさしい量子論』を読んだことがあるので結構理解できた。このシリーズ分かりやすくて面白いのよね

・とりあえず古泉の言う通り「なんでそうなる?」の疑問は無しで読むのが一番いいと思う。「そうなってるからそう」ってしておかないと進めない

・散々説明させておいてちょっと比喩が違うと即ツッコミの長門っょぃ

・「長門ゼミにおける古泉講師の授業」はどうしたら受けられますか?受講したいんですけど!!

・「一つのことに意識を集中させるとある程度記憶操作を免れる」…だとするとキョンがハルヒとのキスを覚えていたり、古泉が本を読んでいる長門を覚えていたのはつまり…そういう……(カプ脳暴走)

・古泉がまたリンゴ切ってる!ますます今度サクラタウンで〝古泉が切りすぎているりんごのプチケーキ〟を食べるのが楽しみになってきた

・リンゴを皿に戻した古泉へのキョンの「食えよ」に草

・「ここは知恵の神に頼りましょう」とアテナ長門に本を願わせる古泉。ここのあたりのやりとり面白かわいくて好き

・落ちてきた線文字Aにウキウキする古泉&解読しようとする長門の盛り上がりっぷりに笑った。キョンが止めなかったら最後まで解読してキャッキャしてそう。この本好きカップルめ…!

・「なるほどー?」って古泉お前…語尾を伸ばすことがあるのか…!?あざとい…!

・目を細めて長門アテナを見る古泉…めちゃくちゃ優しい微笑みを想像してしまってもうダメ

・能動的な長門から、陰謀でキョンに説教した時のような自立した強さを感じる

・手書きで計算する長門にグッときた。「自力でたどり着かなければ意味はない」から感じられる長門の自我よ……そしてその計算式にもやっぱり興味津々な古泉に萌えた。好奇心の塊だな!

・白い爺さんがさらに人間ぽくなっていて、長門が自立する姿と重なるところがあるように感じた。だから長門もじいさんを連れて行けるようにしたのかな〜とチョト思った

・アテナに加えてアルテミスを降ろされた長門の挿絵の神々しさよ…あと衣装がかなりきわどい…おへそ…
この膝から粘土板を取った古泉を想像するとドキドキしてくる

・アポロンやらヘルメスやらになりたがる古泉を「必要ない」と一刀両断する長門のテンポの良さがもはや漫才のそれ

・基本的にキョンには従う姿勢(たまに抗う)なのに古泉にはほぼ厳しめな長門、めちゃくちゃ解釈一致です。ありがとう

・雰囲気はアポロンめいてるけど相応しいのはヘルメス…wiki読んだらすごく古泉らしくて納得した

・今回一番衝撃的だったとこ↓

「古泉一樹」…!?!??


長門が「古泉一樹」って呼んでる!!!

さらに呼ばれて照れくさそうにこめかみを掻く古泉…だと…!!?

・なんだこれ!?私の知らない古長SS??(混乱)

・古長オタクの私の記憶が正しければ、長門がキョンとの会話の中で古泉を「古泉一樹」と呼称することはあっても、本人を直接呼ぶのはこれが初めてだと思われる

・なんか不安になって今ハルヒシリーズ既刊を一通りKindleで「古泉一樹」検索したんですけど、やっぱり長門が古泉を呼んだことはなかった… です…

・つまりここは推しカプのはじめてが観測できる世界線…thanks……

・初めて呼ばれたから照れているというのは承知の上で、キョンの「なぜか」にさらなる意味を受け取りそうになる。
〝照れる〟って嬉しいとかそういうプラスの感情から来る状態な訳で……だからこの古泉ははじめて長門に名前を呼ばれて嬉しい古泉で……え、これ古長じゃん…!?っていう強めの幻覚が止まらない

・基本が優男的微笑というスタンスを崩さないキャラが、フルネームを呼ばれただけで照れるというギャップを見せてくるのずるい

・からの、「あなたの杞憂を消す」のかっこよさよ…男前な長門大好き。数十ページ前の古泉の「杞憂だといいのですが」を忘れずにここで答えを返してくるのも激アツ

・以上、長門の「古泉一樹」呼びは『七不思議』の「古泉が長門を見る目は〜」と並んで殿堂入りです。異論は認める。古長万歳

・消失前に(f)の長門がハルヒの力を使って世界改変をしていたという衝撃

・ここでのノウハウが(r)の長門の無意識に残ってて消失を引き起こした可能性も微レ存…?

・(f)の記憶を凍結して(r)に戻ることを古泉は「理想的な解決」と言っていて、まあ実際そうなんだろうけど…(f)の立場からしたらある意味前向きな自殺だよな…とちょっと思った…

・ハルヒの「悪巧みの相談は終わった?」が好きすぎる。SOS団事件解決班三人がなんかヒソヒソしてるのに気づいても、首つっこまずに見守っている…神様みたいな余裕があってなんか大人っぽいハルヒだ。
この世界のハルヒをハルヒ本人であるとするのなら、いつかハルヒに隠していることが明るみに出た時もこうやって受け止めてくれそうな気がする

・「言葉と同時に俺たちは〜」の文章が詩的でかっこいい。なんとなく長門の「無題2」っぽさがある

・戻ってきたのが文化祭後でびっくり

・ハルヒの「十年分くらい遊び回った気分」はハルヒ劇場完結までにかかった期間をメタい意味で言ってるのかなーと思ったけど、(f)の長門の自立っぷりを見るとマジで十年分の時間、あの世界に閉じ込められてた可能性もあるのでは…と思うと怖い。それが最終的に無になってしまった(記憶として封印されているとはいえ)のもゾッとする。EEの怖さに近いかも

・客観的観測者がまさかの妹ちゃんで驚いた。勝手に鶴屋さんか…?と思ってたので

・結局雪山も劇場も天蓋領域の仕業ってことでいいのかな

・天蓋領域、ゼウスのじいさんや分裂での長門の口ぶりだと情報統合思念体すらも覆っている(守っている?)存在っぽいのでラスボス的立ち位置なんだろうか

・ていうか天蓋領域って結局ハルヒをどうしたいんだっけ…分裂と驚愕を読み返さないとダメだな…

・あとがきで谷川先生がのいぢ先生の女神三人娘にインスパイアを受けて〜と書いていて嬉しくなった。あのイラストめっちゃ良いよね…!



取り急ぎの感想なので見当違いな部分もあるかも…でもめっちゃ楽しく読みました!
そして古長がたくさん喋っていたという事実に狂いそうです。
「直観」(というかザスニlegendの「七不思議」)から古長の大量供給が続いていて最高に幸せ。
向こう100年生きられそう。

メロンブックス特典

今回、紙の本はメロンブックスで買いました。

kawaii‼︎


届いてみたら赤い背表紙の掛け替えカバーも付いていて嬉しかったです。特典はクリアファイルだけだと思ってたので。
きらきらクリアファイルが欲しくてメロンにしたんだけど、これが大正解でした!

すーごいキラキラしていてかわいい…!
特に裏面の女神三人娘の神々しさにキラキラがプラスされてめちゃくちゃ良い感じになってます。

そして紙の本でも古泉が長門の「古泉一樹」呼びに照れていて安心しました。
スマホのバグとかじゃなかった…私の幻覚でもなかった…

今週中にサクラタウンにも行く予定です。
古泉のりんごケーキと古長ラテを注文して古長のシールを買うんだ…!
楽しんできます。

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