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世界で一番幸せなクリスマス

小学入学と同時に始めたバスケットボールを高校卒業まで続け大学生になった結衣。
大学生活をエンジョイしていたある日、高校のバスケ仲間だった彼と別れ、
傷心を抱えた結衣の前にしばらくして現れたのが、地元の強豪校で活躍していたバスケットの王子アキラ君でした。
アキラ君は社会人でしたが互いの時間のズレを乗り越えなごら交際を続け、やがて結衣は無事成人式、そして卒業を迎えました。

ここまで順調な結衣でしたが、就職と同時に勤務地が市外となり一人暮らしを余儀なくされました。
もちろん彼との距離も開きました。

引越しの時は市外の新居まで来て手伝ってくれたアキラ君でしたが、それ以降は一向に会いに来てくれなくなったのです。

唯一のメールでも「仕事が忙しい」を理由に、互いの関係が途切れがちになって行きました

大好きな彼
就職で距離は離れるけど
きっと大丈夫

と、決意して引越した結衣でしたが、こんな日々が続くとお互いの心の距離を感じ毎日が不安で、寂しくて、心が折れてしまいそうでした。



2年ほどすぎたクリスマス。
結衣の誕生日は奇しくも12月25日。
彼は忙しいながらも前日に時間を作り、結衣の前日誕生日を祝いつつ、クリスマスイブを二人で過ごしました。
時計の針が午前零時を指し、クリスマスになったとき、彼から突然のプロポーズ!
あまりのサプライズに結衣は気を失いかけた程でした。



結衣は今では一児の母。
幸せな家庭を築いています。



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我が家の娘の実話を元に創作した物語です。←たくさん添削されたあとですが。。💦

「もうダメかもしれない。。」ってズッシリ重い空気で出かけた娘が、

「ママ!!プロポーズされた!!!!」って光り輝く笑顔で

私の寝室にやってきたときには、もはや朝がきたかと思うほど、部屋中が眩しいほどに後光が差していました。


ちづこさんのアドベントカレンダーの募集記事を拝見し、

この物語で参加したいな〜〜〜〜って、なんと厚かましくもトリの日をポチしちゃいました。

ちづこさん、ごめんなさいです〜〜🙏

大事な大事な日の記事を担当させていただきありがとうございました。




今日も最後まで読んでくださりありがとうございます! これからもていねいに描きますのでまた遊びに来てくださいね。