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泉五輪プロフィール

五輪の使命


紙を結び、描いた人とともに(人力車)人の力で目的地まで運びます。

目的地は「五」の世界。

天と地に作用する5つの元素 火・水・木・金・土

そこに欲望や評価は存在しない。

ただ循環するのみ。

人の目を気にしたり

誰にどう思われるかとか

できないと困るとか

そんな感情はどこにも存在しない。

書の世界に戻ることを決めたのは、

いつの頃か、忘れて変わったしまった

本来ある自分に戻ろうと決めたからです。

気持ちよかったはずの勝ち組になっても

今ひとつピンとこない。

ウキウキしない。

心の底から喜んでいない。

本当はちょっと違うかもという疑問が払拭できなかった。

墨を摺り、筆をとり、紙に向かうと

ふと、素の自分に戻っていることに気づく。

モヤモヤしていたものがスッキリしていることに気づくと、

なんとも懐かしいその感覚が心地よいのです。



こんな両親を選んで生まれてきました


父はとびきりの「超」がつくお人好しで信用も信頼もされるけど、裏切られることも少なくありませんでした。

👆(子供の頃母から聞かされた記憶です。)

周りには人が集まってきたし、仕事もできる人でした。

☝️(父親が大好きな娘の欲目デス。)


そんな父と恋愛結婚した母は、散々文句を言いながら、

当時にしては珍しいダブルワーク、時にはトリプルワークで父を支えていた時期もありました。

文句だらけだった母ですが、今となっては

人様からの信用や信頼が何より大きなもので、

意図せず向こうからやってきて下さる物事がいかにありがたいかを実感している様子。

「おじいちゃんだからこそ」と

今では夫自慢に花を咲かせています。

母は猪突猛進で、父はそのフォローをすべく周りが良く見える人でした。



習字と出合った小学生


小学一年の頃、
家族の誰かが習字教室を見つけてきました。

川が上流から下流に流れるがごとく、自然に教室に通い始めた私は
すぐに日曜日午前の決まりごととなった習字が
うんと楽しいわけでもないけど、書くのが普通の事とシックリ腹落ちしました。

毎年書き初めの時期になると家族総出で墨を磨り、あの筆が良いと聞けば1万円も2万円も厭わず用意する母。あの墨が良いと聞けば準備し、磨り加減はこちらが良いと選ぶ母。
私がこの母を選んだのも、周りのことにはお構いなく盲目的に進めるところにあったのかもしれません。



私が『泉』の家を選んで生まれてきた理由


父の器の大きさを目の当たりにしてきた私は

騙すより騙される人生を選んできたはずでした。

が、いつの間にか

「勝ち負け」にとらわれる。

点数に惑わされる。

「勝ち組」にこだわる。

そういう人に、変わってしまっていたことに気づいたのです。

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【泉】の語源
岩の穴から湧き出すいずみの象形文字が泉。
湧き出たいずみは下へ下へと流れます。
「上善は水の如し」
水は大地に恵みを与え作物を育てる。
また人々の喉を潤すほかさまざまな利益を与えてくれます。
川に出た水はしなやかに方向を変え、岩を避けながら最終的に低いところに流れ、人の嫌がるところで落ち着きます。
謙虚で善良。
水は形をどのようにも変え、小さな隙間にも入る。
大きな岩をも動かす強い力も兼ね備えています。


【五輪(いつわ)という名前の紐解き】

昔むかし、地球と人間が仲良く共生していた頃

時はただただ刻まれているだけでした。

今でいう時間という概念はありません。

時は消費するものではなくただ刻まれている、ただ流れているものでした。

やがて人間だけがその循環から外れ時間に拘束されて消費し、

競争や富や名声といった欲望にがんじがらめになる。

共生どころか人間のために消費するばかりになりました。

もはやこの現代で生き抜くためにはそれも致し方ないのが現実です。


消費するばかりの世界では、それと交換に何かを得ることができますが、

深いところで心が満たされることはありません。


そんな毎日を過ごす現代を生きる人々が

ちょっと立ち止まって

「五」の世界へ引き戻り素の自分に出合う。

そしてまた現実に戻って歩き出す。

その場を用意するのが五輪です。



[五の漢字の成り立ち]

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指事文字。上下の棒は天と地を指し、間の線は天・地に作用する5つの元素(火・水・木・金・土)を示します。この5つの元素からいつつを意味する漢字が成り立ちました。


[輪の漢字の成り立ち]

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人力車の象形の車と3線が合う事を示す文字と文字を書く為にヒモで結んだ札の象形から車のタイヤが放射状に秩序だって並んでいる、
すなわち、「わ(車輪)」を意味する「輪」という漢字が成り立ちました。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございます! これからもていねいに描きますのでまた遊びに来てくださいね。